リューヌ山~フランス・バスク~ [フランス]
バイヨンヌ滞在3日目の朝、リューヌ山(La Rhune)を訪れる為、バイヨンヌ駅からまずは電車でサン・ジャン・ド・リュズ駅へ向かう予定でした。ところが、前日と同時刻の電車に乗るつもりで駅へ行くと、その日未明にボルドー近郊で起こった脱線事故の影響でダイヤがかなり乱れていました。30分以上待ってやっと乗車したのですが、次に乗り継ぐバスの時刻に間に合わないかもと気がかりでした。幸い、前日にバス停の場所と時刻をチェックしていたので、バスの出発時刻ちょうどにサン・ジャン・ド・リュズ駅に到着し、一か八か友達とバス停まで猛ダッシュしました。すると、バスに乗り込む乗客が運転手さんと話していて何とか間に合い乗車出来ました・・・。(ちなみに、リューヌ山行きのバス&プチ・トランの連絡ダイヤは午前と午後に各1本ずつです。)サール(村)行きのバスで、途中のコル・ド・サンティニャスで下車(所要約20分)すると、目の前に"登山鉄道(=プチ・トラン/Petit Train de La Rhune)"の出発駅がありました。
そのプチ・トランの始発駅の駅舎↓ バスク風建築で可愛らしい...♡
プチ・トランのチケット売場は既に何周にも行列が出来ていました。その列に並びチケットを購入すると、乗車予定(10時発)のプチ・トランには乗れず次の約半時間後のプチ・トランになりました。(季節や天候により、ダイヤが変わります。詳しくは⇒こちら)
乗車したプチ・トランが駅に入って来るところを撮影↓
海(大西洋)側が見える奥の席に友達と向かい合わせで座りました。
ここで、リューヌ山(La Rhune)について。。。
~フランスからスペインにかけて広がるピレネー山脈の一部で、標高905m。山頂はスペイン領です。眼下にバスク地方の美しい緑のパノラマが広がり、バスクで一番の景勝地として人気です。バイヨンヌからビアリッツ、サン・ジャン・ド・リュズの海岸線、さらにはスペインのサン・セバスティアンなども一望出来ます。~
山頂までは、可愛らしい古い木製のプチ・トランで急斜面を時速約8kmののろのろ速度で35分かけて登って行きます。このプチ・トランは、ミシュランガイドでは3つ星の絶景列車とか...。
山を少し上がったところで、プチ・トランから眺めた景色↓
途中で、別のプチ・トランとすれ違ったので撮ってみました↓
プチ・トランには窓ガラスがなく山間の爽やかな空気を直にたっぷり吸うことが出来、本当に気持ちよく癒されました。実は、ちょうどこの頃日本では、新型インフルによる大騒ぎ中でマスク着用率が一番高かった週の真っ只中で息苦しい日々だったとか...。そんな日本を脱出して、この旅行を決行してホントよかったね~と、友達と話しながらちょっとした幸せを感じていたのでした。
私の大好きな羊(ブルビ!?)がたくさん居ました。そして、小型の馬(ポチョック)も...。のどかな風景が続きます。
いつの間にか、かなり上がってきました...↓ちょうど雲の下辺りが海岸線です。
ズームにして...、海沿いの街はサン・ジャン・ド・リュズです。
リューヌ山へは登山も出来ます。登山中の人達をたくさん見かけました。ご苦労さまです~!
登山すると、いったいどれくらいの時間がかかるのでしょうか...?タイヘンそう~
あっという間に、山頂へ到着~♪
山頂からの景色(スペイン側)↓...。写真右側が、サン・セバスティアン方面(ちょっと見え辛いけど...)。
山頂にもバスク風の建物がありました↓。 中には入らなかったのですが、カフェやお土産屋さんがあるみたい...。
山頂駅で停まっていたプチ・トラン...↓
帰りのプチ・トランも既にかなり並んでいたので、山頂からの景色だけを満喫し、早目に並び何とか乗れました。今度は反対側の席をとりました。
下る途中のフランス側の眺め・・・↓
山頂から下りてきた方向を振り返ってみると...↓右端の建物らしきところが山頂駅
こちらも、フランス側のピレネー山脈の山々です。
所要35分の乗車でしたが、美しい景色を眺めているとあっという間で、気分も爽快でした。
降車した本物のプチ・トラン(右)と、"きかんしゃトーマス"っぽくイラストされた85周年記念の看板(左)
こちらは、その85周年記念(!?)で貰ったポストカード↓
帰りにもう一度、バス停から眺めたプチ・トランの駅舎・・・↓ 朝より、更に賑わっていました。
駅舎のすぐ近くに、サールの名物「ガトー・バスク」の売店がありました。美味しそうでしょ!?
サールは「フランスで最も美しい村」のひとつにも選ばれていて、ガトー・バスク(⇒"バスクのケーキ"という意味)の発祥の地でもあります。サールにはガトーバスク博物館もあるほど...。プチ・トランの出発駅もサールになりますが、村の中心はもう少し奥にある為、時間の関係上訪れることが出来ませんでした。そこで、ここの売店でガトー・バスクを2個(中がサクランボジャムとカスタードクリームのを1個ずつ)買いました。
この日の夜、ホテルでこのガトー・バスク↓を友達と分け分けして、2種類共味わいました。
どちらも美味でしたが、私の好みでは、カスタードよりさくらんぼジャムの方がほどよい酸味がちょっぴりあって美味しかったかな~。さくらんぼは、バスクの名産でもあるし...。
バスク滞在中、唯一の"山バスク"を天候にも恵まれ予定通りに満喫出来ました。次回は、いよいよバスク旅行記最終章、 "海バスク"である大西洋岸最大のリゾート地"ビアリッツ"へ続きます...。
サン・ジャン・ド・リュズ~フランス・バスク~ [フランス]
久しぶりのブログの更新となりました...。
まだ、昨年(2009年)5月のフランス旅行の続きです。 もうしばらくお付き合い下さいませ...。
スペイン、サン・セバスティアンからアンダイエで電車を乗り継ぎ、バイヨンヌに戻る途中にある、サン・ジャン・ド・リュズ(St-Jean-de-Luz)という町に寄りました。
スペイン国境からすぐ、海沿いの小さな町で、夏にはヨーロッパ各地からのヴァカンス客で賑わうリゾート地です。1660年にルイ14世がスペイン王女マリー・テレーズと結婚式が行われた"サン・ジャン・バティスト教会"や、当時のルイ14世が滞在した"ルイ14世の館"などの歴史的な見所があります。また、白い壁に赤い窓枠のバスク風の建物が多く、可愛らしい町並みです。さらに、バスクを象徴する7本(←バスクの7つの地方を表わしているそう...)のストライプが特徴である「バスク織」の本場だったり、リゾート靴「エスパドリーユ」が生まれた町としても知られています。
駅から町の中心までは徒歩5分程。ここではまず先に、買い物へ...。「エスパドリーユ」と「バスク織」のかばんやクロス等を探しに、幾つかのお店に入ったのですが、特に気に入るものがなく、買うのを諦めました。結局、バスク織は何も買えなかったのですが、エスパドリーユは翌日にビアリッツで買いました(次々回紹介予定...)。
次に、ビーチの方へ行ってみました。天気もイマイチなので、海の眺めもイマイチ。人も少なく冬のような海でした...。
ズームにしてみると...↓
(ほぼ同じところの、晴れた日の写真は最後↓↓↓にあります...)
ビーチ沿いの遊歩道"Promenade Jacques Thibaud"↓
遊歩道沿いに並ぶバスク風建築 ↓
遊歩道からビーチと反対側に伸びる路地↓
バスク風建築の壁に面白い(ちょっと不気味な・・・!?)レリーフを発見...↓
海沿いを離れ、街中を散歩していると、ニヴェル川の河口の小さな港(↓)に出てきました。
↑の写真、港を挟んで向こう側は、隣町のシブール。こちらもバスク風建築が目立ちました。
その港沿いに建つ、王女(スペイン王女、マリー・テレーズ)の館(Maison de l'Infante)↓ (右端一番手前)
港からすぐ近く、カフェが連なり賑わっていた、ルイ14世広場(Place Louis ⅩⅣ)↓
↑写真の中央より少し右の上部に見える塔は、サン・ジャン・バティスト教会(Eglise Saint-Jean-Baptiste)。ここは訪れなかったのですが、1660年にルイ14世とスペイン王女のマリー・テレーズの結婚式が行われた教会だそう。
ルイ14世が滞在したといわれる、ルイ14世の家(Maison Louis ⅩⅣ)↓
ルイ14世の家の下にあるカフェ↑に入ってひと休み...。
ルイ14世広場にある、他のカフェの様子...↓
街を離れ、バイヨンヌへ向かう為、駅へ向かいました。
SNCF、サン・ジャン・ド・リュズ シブール駅(Gare de St-Jean-de-Luz Ciboure)↓ この駅舎もバスク風建築!?
この日は時刻通りの電車の運行で、予定通りの時間にバイヨンヌへ帰れました。
そして、その翌日・・・。
リューヌ山への行き帰りにもこのサン・ジャン・ド・リュズ シブール駅を利用しました。リューヌ山からの帰り、ビアリッツへ向かう電車が事故の影響で遅延の為、またサン・ジャン・ド・リュズの町とビーチへ行き、そこでランチをしました。
ビーチ沿いのカフェで食べた、ムール貝とフリッツ↓。ロゼワインと共に...
中央の水(=carafe d'eau)が入っているのは、「ボデガ(Bodega:スペイン語)」というバスクのグラス。そして、グラスの赤いマークは、バスクのシンボルマークです。それから、お皿もバスク柄(赤と緑はバスクの国旗の色だそう...)です。
食後に、海沿いの遊歩道を散歩...。
この日はいいお天気で、ビーチでは日光浴をしている人達が多かったです。前日の鉛色の空と海の写真とほぼ同じところなのに、全く違う光景のようです...。
ビーチでのんびりしたかったけれど、これからビアリッツへも行かなきゃ...!ビアリッツも海沿いのリゾート地なので、ここは諦めて駅へ向かいました。
結局、駅では1時間以上電車を待つ羽目に...。やっと来たパリ行きのTGVに乗り、15分程でビアリッツの駅に到着しました。
次回は"リューヌ山"を...、次々回に"ビアリッツ"を紹介予定です...。
サン・セバスティアン~スペイン・バスク~ [スペイン]
バスク滞在2日目の朝、バイヨンヌから電車(SNCF-ter)でフランス最北西端の街、アンダイエ(Hendaye)へ。ここで電車を乗り換え、スペイン・バスクの街サン・セバスティアン(San Sebastián<スペイン語>)へ向かいました。サン・セバスティアンはバスク語ではドノスティア(Donostia)です。
SNCF・アンダイエ(Hendaye)駅↓ 。バイヨンヌ駅から約40分で到着。宮殿のようなエレガントな駅舎でした...。
乗り換えた電車は、バスク鉄道(Eusko Tren)。友達が電車の時刻を調べて印刷して持って来てくれていたので、乗り換え時間が2~3分程しかないのを知っていました。電車を降り急いで走ったのですが、バスク鉄道の窓口で切符を買っていると電車はあっけなくホームを離れてしまいました。次の電車は30分後。特に、駅の周りは何もなさそうで、小雨も降って来て寒く、バスク鉄道の駅に戻って待ちました。バスク鉄道の始発駅のアンダイエ駅はフランス。駅から数百メートルのところがスペイン国境だったようですが、知らないうちに通過しスペインへ。アンダイエ(バスク語:Hendaia)~サン・セバスティアン(バスク語:Donostia)間も約40分でした。
~サン・セバスティアンについて~
スペイン北東部、フランス国境から約15kmに位置する北大西洋・ビスケー湾に面した港湾都市。中世にはサンティアゴ巡礼路の中継地として栄えましたが、ナポレオン軍の侵攻により街は焼失、現在の街はその後に新しく建設されたものだそう。現在では「ビスケー湾の真珠」と呼ばれる美しい街となりました。ビスケー湾に突き出た2つの山("モンテ・ウルグル"と"モンテ・イゲルド")に挟まれた湾を"コンチャ湾"(コンチャは"貝殻"という意味)、その海岸"コンチャ海岸"は2kmの砂浜が続く散歩道になっていて、どちらの山からもその美しい景観を眺めることが出来ます。そんな美しい海岸を、19世紀にハプスブルク家の王妃が避暑に訪れて以来、高級避暑地としても知られるようになり、裕福な人々が暮らしているそうです。また、美食の街としても知られ、スペイン一のバル街と、星付きレストランも多数あります...♪
サン・セバスティアンの駅から10分程歩いたところに、美しい尖塔を持つカテドラルがありました。
"Catedral de San Sebastián"↓
さらに歩くこと5分、立派で美しい建物↓が現れました。現在は市庁舎(Ayuntamiento)で、以前はカジノだったよう...。
風も強い上、寒くて我慢できず、この↑近くのお店で私は上着(ブルゾン)を1枚購入して着込みました。
さらに、5分程歩いて観光案内所へ寄ってから旧市街へ・・・。
こちらは、街で一番古い教会"Iglesia de San Vicente"↓
旧市街の海側からモンテ・ウルグル(Monte Urgull)を登りました。少し登ったところからの景色↓
青いコンチャ湾をイメージしていたのに、あいにくの曇り空で、この景色にがっかり...。
モンテ・ウルグル山頂にモタ城(castillo de la Mota)があり、ちょっとした歴史博物館のような展示スペースになっていましたが、私達はあまり興味無くスルー。外に出ると、お城の上には高さ10mのキリスト像があり、街とコンチャ湾を見下ろすように立っていました↓。
山頂からの眺め...↓。中央にカテドラルの尖塔がうっすら見えました。
コンチャ湾(Bahía de la Concha)とコンチャ海岸(Playa de la Concha)↓
景色の案内板↓がありましたが、この天気ではよくわかりませんでした...。
山から少し下ったところで、真下の旧市街をズーム...。
対岸の景色をズーム↓ 地図によると、丸い芝生が広がっている後ろの建物はミラマール宮殿らしい...。
手前の小島はサンタ・クララ島(Isala de Sta. Clara)。奥の山はモンテ・イゲルド(Monte Igueldo)。
もう一度、街の港と対岸のコンチャ海岸を眺めて、コンチャ湾とサヨナラ~。
旧市街に下りてくると、ちょうどお昼時...。ここでの楽しみでもあったバル巡りへ...Go!
旧市街にはバルが密集しています。どこに入るか迷っちゃうくらい...♪ そこで頼ったのは雑誌の「旅~バスク編~」! サン・セバスティアンのバルがいくつか紹介されていたので、そこから選んだお店に入ってみることに・・・。
まず1軒目、旧市街でも超人気バルである「ガンバラ(Ganbara)」へ入ってみました。入ってみたものの、お昼早過ぎたのか私達以外お客さんがまだ居なくて、初バルの私達はどうしたらいいのかわからず、何を食べようかカウンターに並んだ料理(冷製ピンチョス)を見たり、黒板にスペイン(orバスク)語で書かれた料理(温製ピンチョス)名を解読したり...と、しばらく躊躇っていました。ちなみに、ピンチョスとはスペイン語の"ピンチョ(串)"が語源で、バルの小皿料理全般のことです。カウンターのピンチョスを自分達で選んで取って来て、温製ピンチョスと飲み物はオーダーし、壁際に設けられた狭いカウンター(棚だけ...)で私達は立ったまま飲んで食べました。店内には椅子がなく、バルでは立ち飲みスタイルが一般的のようです。
↑「チャングロ蟹(毛蟹の一種)のタルト」と「チャコリ(微発泡性の白ワイン)」
このお店では他に2~3品友達と分けて食べたはずですが、写真を撮り忘れて何を食べたかも忘れました...。美味しくてもっともっといろんな料理を食べたかったのですが、この街では一軒だけでお腹いっぱい食べずにバルをハシゴするのがバル巡りの常識だそうで、次のお店へ行くことに...。
2軒目に行ったのは、「ゴイ・サルギ(Goiz-Argi)」。こちらも旧市街のバルでは人気のお店。こちらは、地元の方達のちょうどランチ時らしく、店内のカウンター前はいっぱいで既に賑わっていました。お店が繁盛している証だとも言われている、カウンター下の床に紙ナプキンや食べ屑がたくさん落ちていたことからも、ここも人気店だとわかりました。
↑3種類のピンチョスのうち、一番奥のはこのお店の名物ピンチョスである赤ピーマンのバカラオ(塩ダラ)詰。。。いろんな種類をちょこっとずつ食べて、美味しく満足でした。
2軒のバルでお腹も満たされたのでバル巡りを終え、旧市街をぶらっと散歩して駅へ戻ることに...。
旧市街はこんな通り↓です...。私達のような観光客らしき人達もちらほら居ました。
通りにあったバカラオ屋さん!?...↓ バカラオ(Bacalao)とは、鱈(タラ)の塩漬けされた干物のことだそう...。
駅へ戻る途中、来る時にも見たカテドラルをもう一度...。残念ながら入れませんでした!
"Catedral de San Sebastian"↓
サン・セバスティアンはお天気がよかったら...、もっと素敵な景色を楽しめただろうなぁと思います。雨が降らなかっただけまだよかったかな~!? お天気は少し残念でしたが、バル巡りで目的のグルメはしっかり楽しみました!
<おまけ> サンセバスティアンで買ったもの...
旧市街で買ったマカロン↓と、駅へ戻る途中にスーパーの店先で売られていた小さく平たい形をした桃↓
このマカロンは、「Otaegui」という1886年創業の街で一番の老舗菓子店で買ったものです。この後に行ったサン・ジャン・ド・リュズの海岸で海を眺めながら食べました。日本やパリでもお馴染みでもあり、バイヨンヌでも食べた(前回の記事)ようなカラフルなマカロンとは違って、見た目も味も卵黄たっぷりの素朴なものでした。ちょっとパサパサ感があり、どちらかというと私の好みはフレーバーも異なるカラフルなマカロンの方が好きです~。フランス・バスクのマカロン(そのうち紹介予定...!)とも違っていて、これはフランスからスペインへ伝わったとか...。この旅では何種類かの異なるマカロンを味わいました!
そして、平たい桃は初めて見かけたので珍しくて買ってしまいました。、調べてみると日本では"蟠桃"(フランス語では"pêche plate"、英語では"flat peach"<いずれも「平たい桃」という意味>)と言われる桃の一種だそう。ホテルへ戻ってから食べましたが、皮も手で剥けて甘くて美味しかったです!見た目は可愛いですが小さ過ぎるので、桃好きの私としては、日本の大きな桃の方が食べ応えがあっていいです!
たった半日程でしたが、スペイン・バスクをちょこっと体験出来て満足でした...。
滞在先のバイヨンヌへ電車で戻る途中にある、フランス・バスクの"サン・ジャン・ド・リュズ"へ寄りました。
次回につづく...。
☆サン・セバスティアンの観光局のサイトは、こちら(英語)
☆シティガイド↓ (サン・セバスティアンの観光案内所で貰いました!)
の写真をクリックすると、中身を全ページ見ることが出来ます...(仏語/英語)。
☆お天気がよければコンチャ湾はこんな感じ...↓ ねっ、海が青いでしょ~!?
☆サン・セバスティアン 旧市街 ↓ ☆サン・セバスティアンの位置 ↓
バイヨンヌ② ~フランス・バスク~ [フランス]
前回のバイヨンヌ①の続きです...。
今回は、その後のバイヨンヌ滞在2~4日目についてまとめてみました。 ...と言っても、2日目と3日目の両日共、朝から日帰りで他のバスク地方の街(下記のところ↓)を訪れて来たので、バイヨンヌは朝と夜だけでしたが...。
★2日目: "サン・セバスティアン"(スペイン)⇒"サン・ジャン・ド・リュズ"(フランス)
★3日目: "ラ・リューヌ山"(フランス・スペイン国境付近)⇒"サン・ジャン・ド・リュズ"(フランス)⇒"ビアリッツ"(フランス)
(2日目・3日目の訪問先については、後日紹介予定です。。。)
バイヨンヌ2日目、ホテル("Le Grand Hôtel")での朝食↓です。バイヨンヌ名物のハムも少し...。
朝食はバイキング形式で、3、4日目もほぼ↑と同じく・・・(写真は撮らず...)。
駅へ向かう途中、アドゥール川に架かる橋から街の方向へ振り返って見た"サント・マリー大聖堂"の尖塔(3日目朝)
こちら↓も、↑の写真とほぼ同じ場所で、駅から戻る途中の夕方(2日目)の眺め。
SNCF(フランス国鉄)・バイヨンヌ駅(3日目朝)↓
時計の針が指しているとおり、AM8:10頃駅に到着。2日目・3日目共、AM8:20頃の電車に乗る予定でした...。
駅構内の様子(2日目朝)↓
スペイン国境近くまで乗った電車がホームに入ってくるところ...(2日目朝)
2日目は時刻通りの運行でしたが、3日目は夜中にボルドー近郊で貨物列車の脱線事故があった(当日の夜のニュースで見ました...)為、終日、ダイヤが大幅に乱れていて、駅でかなり長く待たされたりと、私達の予定もかなり狂ってしまいました。
こちら↓は、街で見かけた「バイヨンヌ・ショコラの日」(5/22,23,24)の案内掲示板。
そして、2009年はフランスに初めてショコラ(=チョコレート)が伝わってちょうど400年という記念すべき年だったようです。私達がバイヨンヌで滞在したのは、5/18~21。...ということで、今回は残念なことに僅かな差で、"祝400年~ショコラの日"とご縁がありませんでした...!
"ショコラの日"には、バイヨンヌの街中がチョコレートの甘~い香りが漂っているとか、どこかの雑誌で見たことがありました。ぜひ、今度は"ショコラの日"に行ってみたいです!
1日目にも通ったニーヴ川沿いの可愛い家並みをもう一度...。2日目の夜(8時頃)はお天気がよく、一層カラフルに、そして夕日に照らされて綺麗でした!
しつこく同じような写真が続きましたが、何度見ても飽きないお気に入りの眺めとなりました...。
さて、2日目の夕食も街を彷徨って見つけたレストランへ。(1日目と同様、オープンしているお店が少なくって...。)
ムニュ(コース)で頼んだはずですが、メイン料理の写真を撮り忘れたようです(確か、バスクチキンだったような...)!
前菜のサラダ↓と、飲み物は赤ワインをグラスで...。
こちらは、デザート(左写真は友達の分、右写真は私の分...ひと口欠けているけれど!)
友達は黒さくらんぼジャム添えのブルビチーズ↑。私はガトー・バスク(黒さくらんぼのケーキ)↑。お互い少しずつ味見しました。食後にコーヒーと...。黒さくらんぼ、ブルビチーズ、ガトー・バスク...すべて、バスク名物です!黒さくらんぼは、チーズにもケーキにもとても合って美味しかったです。後日、黒さくらんぼジャムはお土産に買って帰りました~!
この日もバスク料理をお腹一杯満喫しました~。
3日目の夕食は、ビアリッツで食べて帰って来たので、ビアリッツのところで...。
4日目は移動日。この日はあいにく祝日で路線バスが運休の為、ホテルでタクシーを呼んでもらいました。タクシーでビアリッツ・アングレ・バイヨンヌ空港(Aéroport de Biarritz-Anglet-Bayonne)へ(約20分)、そこからAF国内線でパリのオルリー空港へ向かいました...(約1時間のフライト)。
以上で、バイヨンヌについてはおしまいです。
(最後になりましたが、Bayonne<バイヨンヌ>はバスク語では"Baiona<バイオナ>"だそうです...!)
次回は、スペイン・バスクの"サン・セバスティアン"を紹介予定です...。
バイヨンヌ① ~フランス・バスク~ [フランス]
お待たせしました...。昨年5月のフランス旅行記の続きです...。
ボルドーから電車で約2時間、夕方にバイヨンヌへ到着しました。
~バスク地方とバイヨンヌについて~
フランス西部からスペイン国境を挟んで広がる一帯を「バスク地方(Le Pays basque)」と呼ばれています。その大きさは、四国より少し大きいくらいだそう...。このバスク地方は、どちらの国とも異なる独自の文化があり、バスク語が共通言語になっていますが、それぞれの国の言語も通じ、ほとんどが2ヶ国語表記になっています。フランス側は"フランス(フレンチ)・バスク"、スペイン側は"スペイン・バスク"と言われています。バスク地方の山海の食材に恵まれた食文化は、現在では世界の美食の中心と言われる程注目されているようです。フランス・バスク最大の街が私達が滞在した"バイヨンヌ"という街です。大西洋から約8km、アドゥール川とその支流のニーヴ川の交わる水辺の街で、ニーヴ川を挟んで"グラン・バイヨンヌ(Grand Bayonne=大バイヨンヌ)"と、"プチ・バイヨンヌ(Petit Bayonne=小バイヨンヌ)"の2つの地区に分かれています。
さて、駅から路線バスに乗り、バイヨンヌの中心街である"グラン・バイヨンヌ"へ。バス乗車時、予め運転手さんにホテル名を知らせて近くのバス停を教えてもらうように頼んでいたので、無事最寄のバス停で下車出来ました。
そこから徒歩5分くらいのところにあるホテル"Le Grand Hôtel"へチェックインしました。ホテルはひと月以上も前に日本からネットで予約済みで、プリントした予約確認書(バウチャー)を提示したのにもかかわらず、チェックイン時に予約が入ってないと言われたのでした。でも、バウチャーにも記されているようにその日から3泊で予約OKになってることを伝え、時間はかかったものの何とか部屋を用意してくれました。その担当の人は、フランスのサルコジ大統領似でとても無愛想な感じの悪い人でした...。
ホテル自体は昔の修道院を改装した3つ星ホテルで、古いながらもそこそこ立派でした。アンティークなエレベーターは雰囲気があってよかったし、用意された部屋はラッキーにもトリプルルームでした。きっと、2人部屋が満室で渋々3人部屋を用意する羽目になったのでしょう...(実際、予約前に直接このホテルのサイトでツイン1室の予約状況と料金を調べると、この期間は空いてなかったので、ホテル会社の手違いだったのかもしれません。)部屋自体は広かったのですが、ベッドが3つ、椅子も3つあり、1人分が余分過ぎて結局スペース的には狭いものでした。(写真は撮らなかったですが...)
フロントでバイヨンヌの街の地図をもらい、街の散策に出かけました。
散策途中に、行きたかったショコラティエのお店「L.Raux(リオネル・ロー)」を見つけたので、早速入りました。1階はカラフルなマカロンやケーキやショコラが美しくディスプレーされたショップです。2Fはサロン・ド・テになっていて、1階でイートインしたいことをお店の人に伝え、食べたいものを選び、2Fに上がりました。
ショコラ・ショー(=ホット・チョコ)とマカロン(2人分...)↓、店内のテーブルからの眺めも素晴らしく...↓
ショコラ・ショーに入れるガナッシュの種類がたくさんありました...↓。確か私はミント風味のガナッシュを選んだのですが、あいにく売切れで変更して、ライチ・ローズ風味にしたような...。このガナッシュをグラスに入れて、そこにホットミルクを入れて出来あがりです。ガナッシュの風味は微かにあったような記憶はありますが、やはりホット・ショコラは濃厚で甘過ぎました~(普段、甘い飲み物は飲まないので...)。
店内は御覧のとおり、とてもスタイリッシュでした。このお店は、雑誌「旅~バスク特集」に掲載されていました。ショコラティエでお店の名前にもなっている"リオネル・ロー"さん(会えませんでしたが...)は、パリのピエール・エルメやフォションで修業をして、故郷のバイヨンヌに戻って8年前にこのお店をオープンされたそうです。
実は、この街"バイヨンヌ"は、17世紀初め、フランスに初めてチョコレートが伝わった街でも知られていて、街にはたくさんのショコラティエ(=チョコレート屋さん)があります。
店内も素敵だったのですが、今度は一番右上の写真で私のバックにも写っていた店内の窓ガラス越しからの素晴らしい景観をズームで...↓。ニーヴ川沿い"プチ・バイヨンヌ"側に、カラフルな雨戸が付いた建物が連なっている様子。絵になる可愛らしさでしょ!?
カフェした後、さらに街を散策しました。
ここは、アドゥール川の支流ニーヴ川に架かる橋から、来た方向に振り返った眺め。"グラン・バイヨンヌ"の路地と、その奥に聳え立つサント・マリー大聖堂の2本の尖塔も、この街を代表する美観だと思います。
同じ橋からニーヴ川沿いの眺め...
プチ・バイヨンヌ側...↓ グラン・バイヨンヌ側...↓
今度は橋を渡り、プチ・バイヨンヌの川沿いから見たグラン・バイヨンヌの眺め。
左側の建物が先程カフェした"L.Raux"。
グラン・バイヨンヌ側の街並み↓
グラン・バイヨンヌの路地の様子...(月曜の夜7時頃)。人通りがほとんどなく、不気味な静けさでした!
「サント・マリー大聖堂(Cathédral Ste-Marie)」 ...↓
外観が立派だったので、内部も見学したかったのですが、夜遅く(7時過ぎ...)既に閉まっていました。
夕方、グラン・バイヨンヌの路地はたくさんの人で賑わっていたのに、いつの間にかどのお店も閉まり、ひっそりした街になっていました。夕食出来るようなところもなく、もう一度ニーヴ川を渡ってプチ・バイヨンヌへ...。こちらもひっそりしていたのですが、川沿いのオープンしていたお店に入ってみました。奥のバーにはお客さんがいたようですが、レストラン側には私達だけでした。"美食の街"として期待していたのに、オープンしているお店があまりにも少ないのは残念でした。
前菜に"ピペラード"と、赤ワイン(確か、ボルドー産)↓。メインは魚料理↓。
"ピペラード"とは、フレンチ・バスクを代表する料理のひとつで、"ピマン・デスペレット"と呼ばれるバスク産の赤唐辛子、トマト、タマネギを煮込んだ家庭料理です。そこに、バイヨンヌ名物の生ハムを加えた、バイヨンヌ風にアレンジしたものでした。唐辛子といえども、全く辛くなくトマトの煮込みなのでマイルドな味で美味しかったです。魚料理とその付け合わせ料理、どれも美味でした。
デザートは"ブルビチーズ"のプリン↓だったかなぁ!?(もしくは、ムースかヨーグルトだったかも...。)ブラウンシュガーか蜂蜜を混ぜて食べるのが一般的らしく、私は蜂蜜好きなので蜂蜜を混ぜていただきました。バスクの羊"ブルビ"からとれる良質のチーズだそうで、少しくせのある味だけどコクがあって蜂蜜との相性がよくとっても美味しかったです~。
夕食前にショコラ・ショーとマカロンを間食していたのに、夕食はペロリと完食してしまいました。
満腹になったところで、人気のない淋しい街中を再び通ってホテルへ戻り、バイヨンヌ1日目は終わりました...。
次回へつづく・・・。
今回の記事に掲載した写真をコラージュしてみました!
★Bayonne(バイヨンヌ)
真ん中の細い川の左側が"グラン・バイヨンヌ"、右側が"プチ・バイヨンヌ" "プチ・バイヨンヌ"↑、"グラン・バイヨンヌ"↑
★バスク地方とバイヨンヌの位置
HAPPY NEW YEAR ♥ 2010 [日々あれこれ]
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
今年は、ミルゥ(mirou)の画像からです。寅年なのに、新年早々、いきなりミルゥの登場ですみません...。
年末の29日夜遅くに、妹夫婦とミルゥが東京から車で大阪の母の家にやって来ました。私もその日の夜から帰省して楽しみに待っていました。
ところが、翌日の午後から、私はひどい頭痛の為、大晦日と元旦の2日間寝込んでしまいました。ミルゥと遊んだり、テレビを見たり、PCを立ち上げたりする気力も全くなく、ひたすら眠っていました...。年末に最後のブログの更新をする予定でしたが結局出来ずで、クリスマスの記事のまま年越しして数日が経ち、新年のご挨拶も遅れてしまいました。
結局、ミルゥと散歩さえも一緒に出来ず、2日の夕方、妹夫婦&ミルゥが東京へ帰る直前に、玄関付近でちょこっと写真だけ撮らせてもらったのでした。でも、今月は妹夫婦が2週間のフランス旅行に出かけるらしく、その間はうちの母がミルゥを預かることになっているので、またミルゥに会えるチャンスがあるので楽しみです。
ずっと、延び延びになっていて年末に更新する予定だった、10月と11月のお花のレッスンの様子です。
~10月のレッスン~
私の作品(↓)と、みんなの作品を並べて...(↓)
レッスン後のティータイム↓
~11月のレッスン~
私の作品(↓)と、みんなの作品を並べて...(↓)
レッスン後のティータイム...
家で、キャンドルを灯してみました...↓
11月のレッスンを最後に、しばらくお休みとなりました。友達でもある先生がご出産間近だったので...。その後、クリスマスに元気な可愛い男の子をご出産されました(おめでとう...)。
さて、今度は、ここ最近私のちょっとはまっていることです。先月、新しいPCを買った時に、貯まった家電ショップのポイントの一部で、以前から欲しかったホームベーカリーを購入しました。まだ基本の食パンしか作っていませんが...。夜寝る前に、強力粉やドライイーストなどをセットして、翌朝起きる時間に合わせパンの焼き上がり時間を予約しておくだけです。朝、目が覚めてキッチンへ行くと、焼きたてパンのいい香りが漂っています~。焼きたてパン(4枚切の厚さくらい...)にバターとはちみつを塗って食べるのが私のお気に入りです。外側はサクサクとしていて、中はもっちりしていてとっても美味しいです。(ブログ上では、焼きたてパンのいい香りと美味しさが伝えられないのが残念です...)
焼きたてパン(左下)と、愛用中のホームベーカリー(右下)
このホームベーカリーで、食パンの他にもデニッシュパン、メロンパン、フランスパン、クロワッサン、米粉パンなど、パン以外にもうどんやパスタ、お餅も作れるので、いろいろ挑戦してみようと思っています。今日はレーズンを買って来たので、明日の朝はレーズン入り食パンを焼く予定です。
年末の帰省時に、ホームベーカリーと材料を母の家に持って行き、母や妹夫婦にも焼きたてパンを作ってあげると、とっても好評でした。妹夫婦のリクエストもあり、帰る時間に合わせ焼きたてパンを作って持って帰らせてあげました。いいお土産となり、喜んでくれました。
ホームベーカリーを紹介したので、このブログをするのにも活躍してくれている新しいPCもついでに紹介しておきましょう。
購入前にいろいろ検討し、ほぼ同スペックのdynabook(東芝)・LaVie(NEC)・VAIO(SONY)の3機種に絞り、さらにLaVieとVAIOの2機種まで絞り、最終的にこれまでと同じVAIOに決めました。これらの中では、一番軽くて薄く、デザインも気に入ったからです。
年末年始、実家に持って帰っていたのにほとんど使わずで、まだまだ使いこなせていません。Windows7になり起動も早く快適ですが、以前と同じVAIOでもキーボードが変わり、少し硬めのタッチ感にまだ不慣れです。早く、この新しいVAIOに慣れて、ブログの更新もサクサク出来るようになるといいなぁ、と思っています。
新年早々、まとまりのないブログになってしまいました...。次回は、フランス旅行記・バスク編からスタートの予定です...。今年はまだ旅行の予定はないですが、どこかへ行きたいです~!!
クリスマス... in Osaka [Osaka]
12月15日(火)、仕事帰りに友達と2人で「OSAKA光のルネサンス2009」、「ドイツのクリスマスマーケット大阪2009」へ行ってきました。
会社(本町)を出て徒歩で御堂筋沿いを北上、淀屋橋方面へ。
★「OSAKA光のルネサンス2009」
淀屋橋odona前にあった、「イルミ・カー」(左下)。淀屋橋odonaの柱もイルミされてお洒落に...(右下)。
*中央会場・光のフェスティバルゾーン
淀屋橋にある大阪市役所正面玄関の「スターライト・シティ・スクエア」。
ゴールドのカーテンの中央に、雪の結晶が付いた真っ白なロープツリーと、その下にある小さな2つのツリー(わかるかしら...?)とで、"トリプルツリー"だそう...。さらに、正面左右の壁が時間により色が変化して、市役所の建物とは思えない程とても素敵でした...!
大阪市役所南側の光のアーケード、「中之島イルミネーションストリート」(みおつくしプロムナード)。
約150m続く遊歩道の41本のケヤキに約20万個の電球が飾られ、音楽に合わせて赤や緑・青に点滅するショータイム(30分毎、約15分間)時にちょうど通り抜け出来てラッキーでした。
「中之島イルミネーションストリート」の南側、「リバーサイドパーク」(中之島公園)ヘ・・・。
スノーマン(左下)と白クマ(右下)のイルミ。
この辺りは天王寺動物園のブースになっていて、天王寺動物園のシロクマの人気者ゴーゴ君(???)のグッズや回転焼まで売られていました。
さらに東へ進み、「フランス・デ・ルミエール」へ...。
ここは今年初らしく、フランスの食文化が楽しめる「光のマルシェ」と、"シャンパン"をテーマに通りの街路樹がイルミされた「エールフランスアベニュー」で構成されています。さらに、土日祝には、大阪市中央公会堂の正面壁面に「光絵画」が映し出され幻想的でメルヘンチックにライトアップされるようですが、訪れたのが平日だったので残念ながら見れませんでした。
「光のマルシェ」で、私達は"ヴァン・ショー(vin chaud)"(=ホットワイン)を買って飲みながら他のお店を見て回りました。お腹もすいていたので、何か食べるものを買いたかったのですが、フランスらしい食べ物は"ヴァン・ショー"以外は特になくちょっとがっかりでした。
ヴァン・ショーを飲みながら、近くの「エールフランスアベニュー」へ...。
写真がイマイチなのでわかりにくいかもしれませんが、通り沿いに並ぶイルミが"シャンパン"というテーマ通り、どことなくシャンパングラスに見えました(左下)。街灯のイルミもお洒落でした(右下)。
いつも私がよく利用している航空会社の"エールフランス"が、来年は大阪就航40周年を迎えるそうで、この「OSAKA光のルネサンス2009」のメインスポンサーらしく、PRの為か頑張っているようでした。
*東会場
「ローズライトガーデン」へ...。
「ウェルカムスノーマンファミリー」(↓)と、ギフトボックス(!?... ↓)
「ローズライトガーデン」西側の様子...(↓)と、「アイスドロップツリー」(↓)
「ローズライトガーデン」東側の様子...(↓)。ディズニーのキャラクターのイルミが中心でした。
上(↑)の写真の下側にプーさんとミッキーマウスが居るのがわかるかしら...???
「イーストライトパーク」へ...。
写真は撮ってなかったのですが、「石あかりロード」(石の照明の販売)、「光のゲル」(モンゴルの移動式住居"ゲル"に入れます)、「ワークショップ」 (クリスマスグッズの手作り教室)、「一品縁日」(全国各地のグルメを提供)などがありました。
「イーストライトパーク」の最東端より、ライトアップされた「帰ってきたラバー・ダック」が見えます(左下)。「帰ってきたラバー・ダック」の斜め後方からしか見えず、接近して正面から見てみることに...。松屋町筋の橋からは、「帰ってきたラバー・ダック」のちょうどサイドが見えます(右下)。
大接近してほぼ正面から見ると、この子、かなりのメタボでした(左下)。そして、斜め前方から...(右下)。
「帰ってきたラバー・ダック」について...。
今年の夏、「水都大阪2009」で八軒家浜に現れ、一躍人気者に。高さ9.5m、幅9.5m、長さ11mの巨大アヒル。この「OSAKA光のルネサンス2009」の開催時に再び現れ、ライトアップされています。 高層ビル群をバックに巨大アヒルが大川を泳ぐ光景は、ユニークで癒されます。
このラバー・ダックは、オランダ人アーティストのF.ホフマン氏の作品。こんな風(↓)に、ラバー・ダックについて説明されていました。
「帰ってきたラバー・ダック」から段々遠ざかるとこんな(↓)感じ...。ダックさん、バイバイ! 川沿いに象やキリンのイルミが...(右下)。
会社を出てからここまでずっと歩いて来たので、最寄駅である京阪・天満橋から淀屋橋まで電車に乗り、淀屋橋で御堂筋線に乗り換え梅田へ。梅田から徒歩で次の目的地の新梅田シティ・ワンダースクエアで開催されている「ドイツ・クリスマスマーケット大阪2009」へ向かいました。
★「ドイツ・クリスマスマーケット大阪2009」
入口のところに、何やらドイツ語で書かれたアーチがありました。私達は全くドイツ語がわからないのですが、何となく英語なら"welcome ~ ~market"かなぁ~と推測してましたが、さて...???
いつも私のブログに訪問していただいてる、ドイツ語の堪能なめぎさん、何という意味でどのように発音するのでしょう~???
巨大なクリスマス・ツリー(↓)。このクリスマス・ツリーの上は、"空中庭園"です(↓)。
この巨大なクリスマス・ツリーの高さは約27m、約10万球の電飾で飾られ、世界最大級らしい。ツリーの下はとってもメルヘンチックな様子。
マルクトの様子。左は"グリュー・ワイン(=ホットワイン)"のお店。右はソーセージのお店。これらのお店でグリュー・ワインとソーセージ(パン付)を買って食べました。
左下写真の真ん中の鉄板に並んでいるのは、ドイツ人の男の子(?)が焼いているソーセージ。右下写真は買って食べたもの。白いプラ容器に入ってるのはポテト。グリュー・ワインはクリスマスの絵柄のマグカップ付(¥900)、ハーブ入り白ソーセージ(パン付で¥540)、ポテト(¥500)は1つを友達と分けて。写真はないけれど、この他に私はハムと野菜を挟んだサンドイッチ、友達は2つ目のハーブ入り白ソーセージを追加で食べました。どれもドイツの味がして(!?)美味しかったです。屋外で食べるのはやはり寒かった...!そして、この日(火曜日)はファミリーデーとか何とかで、グリュー・ワイン以外は通常より10%お得だったそうです。
食後、クリスマスマーケットをさらに見て回りました(↓)。メリーゴーランドもありました(↓)。
平日の会社帰り、束の間のクリスマスの雰囲気を大阪で堪能出来ました。
★「御堂筋イルミネーション」
後日、会社帰りに携帯で撮ってみました。「御堂筋イルミネーション」は今年初で、大阪のメインストリートである御堂筋のイチョウ並木をイルミネーションで大装飾されています。淀屋橋から中央大通りまでの約1.2kmにあるイチョウやグリーンベルトに約100万個のLEDが飾られ、青、黄、ピンクの"光の列柱"が出来ています。
今年はパリのシャンゼリゼ通りのイルミネーションを見れなかったので、大阪のイルミネーションでとりあえず我慢することに...。大阪も頑張っている様子ですが、でもやっぱり、パリのイルミネーションの方が素敵かなぁ~♡ 来年はパリのイルミネーションを見に行けますように・・・!
今回、参考にしたのはこちらのフリー冊子(↓)。
開催直前に会社の玄関横にこの冊子が積まれていたのを偶然見つけ、一部貰って来たものです。詳しくてとても活用出来、大変役立ちました。
ここで紹介した「OSAKA光のルネサンス2009」、「帰ってきたラバー・ダック」は共に12/25迄、「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」は12/26迄、「御堂筋イルミネーション」は来年の1/31迄だそうです。
もっと早くに紹介出来ればよかったのですが、前回の予告どおり、何とかクリスマスには間に合いました...。今年はあともう1回くらい更新出来れば...と思っています。5月のフランス旅行記の続きは、来年1月から再開予定です。
Merry X'mas...
ボルドー② [フランス]
フランス・ボルドー①の続きです...。
ホテルでの朝食です。2階の朝食ルームの奥に、パン、飲み物、シリアル、フルーツ、ヨーグルト...etc. が用意されているビュッフェスタイルでした。
この日の私の朝食↓。朝食が準備されたコーナー↓(タイルや食器まで、フランスらしくカラフルで楽しい雰囲気!)
朝食ルームと階段の様子...↓
2泊したホテルは、「オテル・ド・フランス(Hôtel de France)」。ホテルの部屋の写真は撮らなかったけれど、広くも狭くもなくシンプルながらも綺麗な部屋でした。ただ、エレベーターがなく、少し螺旋がかった階段はスーツケースを持って上り下りする時だけちょっと大変でした。ロケーションは街のほぼ中心で、トラムの駅や空港バスのバス停やショッピングセンターもすぐ近くにあり、とても便利でした。2つ星ホテルにしては、料金も安くてなかなかGoodでした!日本人経営のホテル(奥様が日本人らしいけれど、一度もお会い出来ず...)で、ホテルのサイトは日本語とフランス語の2ヶ国語になっています。ホテルのサイト→こちら
そして、朝食後チェックアウトし、荷物をフロントに預けてボルドーの街へ・・・。
3日目のボルドーは、朝から曇り空でした。
まずは、サンタンドレ大聖堂(Cathédrale St-André)へ。
立派なゴシック建築のファサード。こちらの「王の門」には、1250年に造られた「最後の審判」の彫刻が特に有名だそう。そして、この大聖堂は、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、1998年に世界遺産に登録されています。
大聖堂の周囲の様子...
ファサードの斜め後方からの大聖堂の全貌。
大聖堂に隣接の「ペイ・ベルラン塔(Tour Pay-Berlan)」は、多分↑の写真右端辺りかな!? ここからボルドー市街が一望できるそうですが、この日はあいにく月曜日の定休日で入れませんでした。
こちらは、大聖堂の近くにある、「ボルドー市庁舎(Hôtel de Ville)」↓
こちらも大聖堂近くにあった風変わりな建物...「大審裁判所」↓
建物の中に、まるでどんぐり(or お菓子の"たけのこの里"...)のような巨大な形をした物体がありました。裁判所なのに、不思議なデザインの建物でした...
大聖堂前からトラムに乗って、ピエール橋(Pont de Pierre)を渡りガロンヌ川の対岸へ。
ここから眺めるピエール橋とボルドーの街並みは絶景です。お天気だともっと美しかったことでしょう~。
このピエール橋は、ナポレオン・ボナパルトの命により、1810年から12年がかりの1822年に完成したそう。17個の橋のアーチは、Napoléon Bonaparteの字数である17字にちなんでいるそうです。橋や街灯は美しいですが、下を流れるガロンヌ川は汚くてちょっと残念でした。
少しズームにすると...、対岸の橋の突き当たりに、ブルゴーニュ門(Porte de Bourgogne)が見えます。
さらにズームにすると...、サン・ミシェル大聖堂とその鐘楼。鐘楼の高さは114mだそう...。このサン・ミシェル大聖堂も、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、1998年に世界遺産に登録されています。
ピエール橋と反対に右手方向を眺めると...↓、右端下方が白い部分は、ブルス広場のミストです。
さらに、ブルス広場周辺をズームにすると...↓、ガロンヌ川沿岸に並んでいる建物群が美しいです。
対岸からピエール橋やボルドー市街を眺めた後、トラムを乗り継ぎ、街の北側にあるシャルトロン地区へ...。この辺りは、ワイン商の邸宅や酒蔵が集まった歴史的地区だそう...。シャルトロン地区を散策したけれど、ここでの写真は撮ってなかったようです。
その後、シャルトロン地区のガロンヌ川沿いから眺めたブルス広場周辺の街並み↓
さらに、少し前に対岸から眺めていたピエール橋とサン・ミシェル大聖堂と鐘楼↓
シャルトロン地区からトラムに乗り、街の中心まで戻って来ました。大劇場↓
この大劇場は、建築家ヴィクトル・ルイにより1773年~1780年に建てられたもので、ルネサンス様式の優れた建築物だそう。その後、シャルル・ガルニエがパリのオペラ座を設計する際に、この大劇場をモデルにしたとか...。
ボルドー市内の観光もそろそろ訪れるところがなくなり、早めのランチを...。また行き当たりばったりでカフェに入ってみました。時間が早過ぎたのか、お店に確か一番乗りだったような...。注文したのは、「日替わりランチ(plat du jour)」でハムとサラダにパスタorフリッツが選べ、友達はフリッツを、私はパスタを選びました。どれも特にはボルドーの名物料理ではなく、まぁまぁなお味だったと思います。私達がお店に入ってから、ランチの時間になったからなのか、続々とお客さんが入って来てあっという間にお店は満席になっていたので、地元の人達にもそこそこ人気のお店だったようです。お店の名前は覚えていませんが...。
次の訪問都市「バイヨンヌ」へ向かうのに、予定していた電車(TGV)の時間より1本早い電車に乗ることに・・・。ホテルに荷物を取りに戻り、トラムを乗り継ぎ、ボルドー・サン・ジャン駅へ向かいました。
こちらの立派な建物が、ボルドー・サン・ジャン駅の駅舎です。
駅の中の様子...↓
日本でインターネットでチケットを購入する以外、切符はいつも駅の券売機を利用しています。窓口は混んでいるので時間がかかるので...。フランスの券売機は、画面を見ながら画面をタッチして進んでいくというもので、慣れると便利です。
駅構内にボルドー名物のカヌレが売られていました(左写真)。しかも、人気のバイヤルドランのお店です。前日に市内にある同じお店で買ったカヌレがまだあったので、ここでは買いませんでした。その後、バイヨンヌへ向かう電車の中で食べたバイヤルドランのカヌレ...(右写真)
ボルドーの街を離れ、バスク地方の都市・バイヨンヌへ向かいました...。つづく...。
次回は、クリスマス特集の予定です...。(クリスマスまであと数日、間に合うかしら???)
~ Mimosa より ~
以前使っていたPCがとうとう使えなくなり、しばらくblogからも遠ざかってしまいました。みなさんのブログへも訪問出来ずごめんなさい...。やっと新しく買い替えたのですが、まだまだ使い慣れなくて...。そのうち、徐々にみなさんのブログへも訪問する予定ですので、もう少しお待ちくださいね~。
ボルドー① [フランス]
2009年5月のフランス・ボルドー&バスク&パリ旅行の続きです...。ワインシャトーツアーが終了し、街の中心部でバスを降りて解散したところからです。
その後、ボルドーの街中を少し散策しました。途中、ボルドー名物のカヌレやマカロンで有名なパティスリー「バイヤルドラン(Baillardran)」を友達が見つけてくれたので、立ち寄ってカヌレ1個とマカロン2個ずつ買いました。その後、近くのカフェに入ってコーヒーを注文するとプチ・カヌレが添えられていました(下の写真)。ここでは、このプチ・カヌレと買ったばかりのマカロン2個を食べました。マカロンは何味だったか忘れてしまいましたが、どちらも美味しかったと思います~
このカフェで友達とガイドブック(地球の歩き方)とボルドー特集の旅雑誌を見ながら、どこへ夕食に行こうか予定を立てました。ボルドーはレストランなどの情報が極端に少なく、しかも日曜日は定休日のお店ばかりで、選択肢が全くありませんでした。そして、唯一日曜日でもオープンしている「ラ・チュピナ(La Tupina)」というレストランへ行くことにしました。このレストランは、フランス・アキテーヌ地方(ボルドー周辺地域)の食材を使った名物料理が味わうことが出来る名店らしく、シラク前大統領や多くの著名人が訪れるとか...。日曜日の夜だし、早目に行けば予約なしでも入れるかな~ということで、街を散策しながら向かうことにしました。
ガロンヌ川沿いにあるブルス広場(Place de la Bourse)に出ると、ミストが地面から吹き出ていて、子供たちがその中で気持ち良さそうに遊んでいました。
これ(↓)はミスト噴出が終わりかけの様子。歴史的な建物をバックに幻想的な感じでした。
ミスト噴出が終わるとこんな感じ...↓ 広場に出来た水面に向こうの建物が映っていました。
ガロンヌ川沿いの広い遊歩道。向こうに架かる美しい橋は、ピエール橋(Pont de Pierre)。
5月の中頃だったので、お花が満開で綺麗でした...。
ブルス広場から南へは、18世紀の美しい歴史的建造物が並んでいます。
ブルス広場はトラムの停車駅でもあります。モダンなトラムと歴史ある建物群、新旧が美しく調和している街です。
まるでお城にありそうな重厚な建物の門(or塔)が街中にいくつかありました。外側(写真左)と内側(写真右)。
はるばる歩いて、レストラン「ラ・チュピナ」へ辿り着いたのですが、あいにくこの日は予約客でいっぱいとのことで入れませんでした。大ショック... 私達は夕食の当てが外れ、途方に暮れてしまいました...。
結局、街の中心まで戻り、オープンしているお店に行き当たりばったりで入ることに...。いくつかのお店があり、その中の1軒がお客さんがそこそこ入っていて、お店の雰囲気も良さそうだったので入ってみました。お店の名前は覚えていませんが、入店すると中は広く、インテリアもお洒落で、お客さんが続々と入って来て、地元では人気のお店のようでした。
私が食べた物はというと...、まず赤ワイン、前菜は大好物の鴨の冷製フォアグラ、メインは白身魚。
そして、デザートはこの写真からすると、確かブラン・マンジェだったような...。
もうあまりよく覚えていませんが、料理は美味しくてリーズナブルな価格でもあり、満足だったと思います。行き当たりばったりで入ったけれど、このお店の印象は良かったと記憶しています。
夕食後、ライトアップされたブルス広場をどうしても見たかったので行ってみました。この時期(5月中旬)は日が長く、夜の10時頃にようやく暗くなり、ライトアップされたボルドーの街は美しく輝き出します。
夕方に訪れた時にはミストが噴出していたブルス広場も、このとおり(↓)ライトアップされると、暗闇に建物が美しく浮かび上がります。(私のお気に入りの写真です...)
残念ながら、ミストの噴出はもう終わっていたのか、広場の水盤はほどんど乾いていました。もし広場に水面が出来ていたら、ライトアップされた建物が鏡のように映って、より一層綺麗だったと思います。実は、ボルドー特集の旅雑誌にその写真が掲載されていて、それがとても美しくてどうしても見てみたかったのでした...。
そして、ここブルス広場を中心としたボルドーの歴史地区一帯は、「月の港」として2007年に世界遺産に登録されたばかりです。「月の港」という呼び名は、中世にワイン貿易で栄えた港町であったこと、ボルドー市の中央を流れるガロンヌ川に沿って街の中心のある西側が三日月(←これの反対向き)に湾曲していることに由来するそうです。世界遺産に登録された理由としては、18世紀の大規模な都市改造によって建てられた古典主義の建築群が非常によく保存されているからだそうです。実際、その美しい景観を見ると世界遺産級だと思えました。
さて、ブルス広場から見るピエール橋もライトアップされて美しかったのですが、ちょっとピンボケ気味でした...。夜景の撮影は、ホント難しいです。
ガロンヌ川沿いに、このような(↓)モダンでお洒落な街頭が所々に灯っていました。
夜10時半頃になり、そろそろホテルへ徒歩で戻りました。日曜の夜の街中は、人通りが少なくひっそりとしていました。治安は良さそうでしたが、夜道は女2人で歩いていてもちょっと怖かったです。
ホテルへ帰る途中、ライトアップされて美しかった大劇場(Grand Théâtre)↓
徒歩10分程で、無事ホテルへ到着しました。
2日目のボルドーは、朝早くからのワインツアーに参加して、その後は街中を散策して...と、充実した1日でした。3日目は、ボルドー観光がまだ半日残っているので、その様子は次回に...。
ボルドー②へ、つづく・・・。
紅葉 ~京都~ [Kyoto]
前回の予告ではボルドーの紹介予定でしたが、今回はちょうど見頃の京都の紅葉について紹介したいと思います。
先週、3連休の前日(11/20・金)、京都へ母と紅葉を見に行って来ました。3連休中は混雑しそうだったので、有給を取って平日に行くことに。それでも、どこも混み込みでした。前日から風邪をひいてしまい、一旦は諦めてたのですが、当日の朝、熱はなかったので行くことにしました。
紅葉を見に行くのは7年振り...。ほぼ毎年紅葉のこの時期に、フランスやヨーロッパ方面へ旅行してたので、ずっと行きそびれていました。今年は旅行に行かなかったので、代わりに京都へ紅葉を見に行きたくなって、急遽母を誘って一緒に行ってきました。
当日の朝、インターネットでちょうど見頃の紅葉の名所を調べ、東福寺、泉涌寺、高台寺へ行くことにしました。
東福寺は約10年前にも紅葉を見に行ったのですが、見頃より少し早過ぎたので、今回リベンジしようと...。泉涌寺は今回が初めて...。高台寺は行ったような行ってないような...、記憶が曖昧なのでとりあえず行ってみることに...。
自宅の最寄り駅からは、南海高野線、地下鉄御堂筋線を乗り継ぎ、京阪電車で「東福寺」駅へ。
まずは東福寺へ...、徒歩10分くらい。
途中、お寺(?)にあった可愛いお地蔵さん達。
★東福寺
東福寺は、京都五山の一つで、京都を代表する紅葉名所として知られています。
ここ↓が東福寺の有名な紅葉の名所...臥雲橋から見た通天橋
(11月22日付の朝日新聞に、これより1日後のほぼ同じ構図(縦)の写真が掲載されていました...)
朝から晴れていたのに、駅から歩いてる間に曇りに...。晴れていたら、もっと美しかったことでしょう。これでも、以前訪れた時よりは、十分紅葉していて綺麗だったので満足でした。
臥雲橋から伸びる通路。平日の昼間なのに、すごい人出...。
今度は反対に、「通天橋」からみた「臥雲橋」
通天橋の真下
通天橋からつながる、開山堂へ...
通天橋下の渓谷・洗玉澗へ...
まだ所々、緑の葉が残っているところもありましたが、赤、オレンジ、黄...とカラフルな紅葉の様子は美しかったです。紅葉の落ち葉も綺麗でした(撮らなかったけれど...)。
東福寺から泉涌寺へ...徒歩約30分
★泉涌寺
まずは、泉涌寺境内を入ってすぐ横にあった楊貴妃観音堂へ
楊貴妃は唐の玄宗皇帝の妃で、"絶世の美女"として知られています。ここでお参りして、珍しい「美人守」があったので買ってみました("美人"になれますように...!)。
泉涌寺の仏殿...↓(1668年、徳川家綱により再建されたもので、唐様建築の代表作だそう...)
境内に菊展(!?)
さらに、境内に華道の作品も...。
御座所庭園...泉涌寺の絶景ポイントです。
御座所の縁側から望む庭園の眺めは、本当に美しかったです。新緑の季節も楽しめそうでした。
泉涌寺を後にして駅へ向かっている途中、運良くガイドブックでチェックしていた和菓子店「音羽屋」を発見。ランチの時間をとっくに過ぎていて、先にランチを取りたかったのですがいいお店が見つからず、先にお茶をすることに...。ここは「赤飯万寿」が名物で、ガイドブックに掲載されていた写真と同じく、抹茶とセットで(右下)。中身は甘さ控え目の赤飯でモチモチしていて美味しかったです。
お店前に市バスのバス停があることに気付き、高台寺へバスで行くことにしました。既に、2時を過ぎていました。バスに乗車中、ガイドブックで高台寺周辺でお昼ごはんを食べれるところを探し、午後遅くても営業しているお店を見つけました。
バス停「東山安井」で下車、徒歩約3分のところのお店「ひさご」というそば処。ガイドブックには、「行列ができる親子丼と人気の自家製茶そば」が有名とか。そして、親子丼の写真が載っていて美味しそうだったのですが、"自家製茶そば"の方に私は魅かれ、ガイドブックに「にしんそばも自慢」と書かれていたのを信じ、にしんそば(右下)にしました。母も同じものに...。これがとっても美味しかったです!でも、親子丼を注文している人が多かったです。それに、みんな親子丼の写真も撮っていた程でやはりここの名物なのでしょう...。
食後、徒歩で高台寺へ向かいました。徒歩5分程。
★高台寺
この坂道(左下)を見て訪れたことを思い出しました。確か7年前の紅葉の時期、夜間特別拝観で来てました。階段を上がってすぐの境内の様子(右下)。
庭の一画が可愛かったので撮ってみました...。
高台寺からの眺め(左下)。どこの塔かしら?夕陽に照らされたもみじ(右下)。
遺芳庵...高台寺を代表する茶席。
開山堂と観月台
庭園
方丈前庭
臥龍池
高台寺を後にして、清水寺方面へ徒歩で向かいます...。
途中出遭った舞妓さん(本物の舞妓さんなのか、観光客が舞妓さんの格好をした偽舞妓さんなのかわかりませんが...。左下)と、たぶん...産寧坂(三年坂)だったかな!?(右下)
清水坂に出たところで、トイレに行きたくなって近くのカフェに入りました。
母の「きな粉アイスパフェ」(左下)と、私の「抹茶タルトとコーヒーのセット」(右下)
行き当たりばったりで入った和風カフェでしたが、食器などもお洒落だし、美味しかったです。食器は併設のお店でも購入することが出来るそう...。
清水寺にも行きたかったのですが、日中の閉園時間が迫り、清水坂は帰りの人の波が出来ていました。夜間特別拝観もありましたが、18:30~と遅く、風邪もひいていたので諦めて帰ることにしました。
帰りは、京阪四条まで徒歩で向かいました。
その途中に撮った、八坂の塔(左下)と八坂神社(右下)。
久しぶりの京都、そして紅葉を満喫して来ました。大阪から日帰りでも十分ですが、出来れば今度京都を訪れる時は1泊してゆっくりしたいねぇ~と、母と話してました。そして、食事するところの予定をちゃんと立てて、もう少しご馳走を食べることが出来たら良かったかな、と反省すべきところでした。
今回、活用したガイドブック(雑誌)↓
(KYOTO 2009 AUTUMN 紅葉スポット徹底紹介/ 成美堂出版)
紅葉の名所の写真がとても綺麗で、紅葉スポットの写真撮影時の構図の参考になります。そして、周辺のお店情報なども詳しく、別冊付録の地図もあったので、気に入って購入しました。ただ、雑誌のサイズがA4ワイド版と少し大きめで持ち歩きにはやや不向きでした...。
次回は、ボルドーの旅行記に戻ります...。今度こそ!