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SALON DU CHOCOLAT...♪ [Kyoto]

今回は、プラハ旅行記をお休みします・・・。

<2008.1.30> 

~世界最大のチョコレートの祭典~ 「サロン・デュ・ショコラ」

この日からJR京都・伊勢丹で開催された「SALON DU CHOCOLAT」へ行ってきました。trestelleさんのブログで、これより1週間前に開催されていた東京の「SALON DU CHOCOLAT」が紹介されていたのが、今回の行くきっかけとなりました。trestelleさん、いい情報ありがとうございました~!

家から電車を乗り継いで、1時間ちょっとで京都駅へ到着しました。もう10年程前に、改築されたJR京都駅です。何度も利用してるのですが、斬新な駅ビルで、今回初めて写真を撮ってみました。

                

ついでに・・・、JR京都駅前にある、京都のシンボル、「京都タワー」です。

                

さて、今回は京都へ観光に来たのではないので、早速、伊勢丹へ行きました。1Fのエントランス近くに「SALON DU CHOCOLAT」の大きな看板がありました。 

     

この看板の横手に、カカオの木がデコレーションされていました。

                 

10Fの会場をひととおり見ながら、今回の私のお目当てであった、フランス・リヨンのショコラティエ「BERNACHON」(ベルナシォン)のコーナーへ行くと、10人程並んでいました。並んだ列の横にパネルがあり、会場を訪れたショコラティエのサインボードでした。ちょうど並んでる時に、セバスチャン・ブイエ氏が来られてここにサインされていました。初日だったので、まだ2人のサインだけでした・・・。

                   

さて、「BERNACHON」のショコラは既に売り切れ商品もあり、数種類のタブレット(板チョコ)の中から、私は「noir orange」(=オレンジ入りブラックチョコレート)を買いました。

その後、会場をぶらぶらしているとセミナー会場があり、午後1時~のセミナーまであと10分足らずでした。セミナーの定員30名の整理券は既に配布済み(朝早くに並ぶ必要があったと思います・・・!)で、会場の後ろでは既に10人程立ち見の方達が居ました。ちょうど端が空いていたので、私も立ち見で少し見学してみることにしました。

しばらくして、司会者から紹介があり、ショコラティエのジェフ・オーバーワイス氏が登場されました。まず最初は、会場のモニターを使ってお店「OBERWEIS」(オーバーワイス)のあるルクセンブルクの国とお店の紹介がありました。オーバーワイス氏はフランス語で話され、通訳付きでした。

     

今回のセミナー&デモンストレーションでは、ガナッシュクリームを作る実演でした。オーバーワイス氏が、説明しながら作っている様子です。セミナー会場はこんな感じです・・・。

    

ガナッシュクリームが出来て、いよいよ丸いチョコレート型(予め用意されたもの)に詰めていきます。その前に・・・、オーバーワイス氏が手に持ってる、先が尖ったブルーの袋(中はガナッシュクリーム)に注目・・・

    

この袋をはじめ、食品に関わるものは、EUの食品業界では今後このようなブルーに統一されて行く・・・という興味深い話がありました。透明であればもし食品に誤って混入していたら気付きにくいけれど、ブルーであれば普通の食品にはない色なので見分け易いから・・・、だそうです。

ガナッシュクリームをひとつずつ流し込んでいる様子と手元の作業の様子が映しだされるモニター 

  

ちょっとわかりづらいですが、下の写真の下方に写ってるショコラが出来上がりのものです。セミナーの参加者全員に配られて試食されたものです。もちろん、立ち見客には試食はなく、参加者のすぐ後ろから見ているだけでした。ショコラの上にささっているスポイドに、少量のテキーラが入っていました。食べ方は、先に説明があって、まず塩をひとつまみ舌に載せ、それからテキーラを数滴落とし、その直後にショコラを食べます。塩、テキーラ、ショコラ・・・のハーモニーが絶妙だそうで、とても面白い食べ方でした。残念ながら、このショコラはルクセンブルクのお店でしか販売されていないそうです。

                

セミナーは、質問も続々とあり、約1時間に及びました。とても興味深くお話が聞けて、立ち見ではありましたが楽しいセミナーでした。今回の出店以外、ルクセンブルク以外でも販売されることがないということもあり、その後「OBERWEIS」のショコラを急に買いたくなりました!ちょうど買いに行った時には、オーバーワイス氏がお店にいらっしゃいました。ルクセンブルクのお店がどこにあるか聞いてみたところ、名刺とお店のパンフをいただきました。そこにサイトのアドレスが明記されているので、アクセスすると住所や地図がわかると親切にも教えてくれました。そして、そのサイトには、オーバーワイス氏が世界最良のカカオ豆を探し求めて訪問された、グアテマラの様子の画像をアップしているのでぜひ見て欲しい・・・と強く薦められました。→こちら (グアテマラの自然、カカオの木、カカオ豆、現地の人々の様子・・・etc. が写真で見ることが出来ます。<英語の説明付>)

私が買ったショコラとオーバーワイス氏の名刺(下は、紙袋)

                 

ボックスもお洒落~☆ ちらっと開けてみると・・・

     

じゃ~ん!!中身です・・・。リキュール入りのトリュフ。甘過ぎず、上品なお味で美味しい~

     

実は、伊勢丹の会場で、「OBERWEIS」のセミナーを知った時には、このショコラティエ知らないな~と思っていたのですが、ふと家に帰ってから、一昨年末のパリ滞在中にルクセンブルクへ行こうとしたことがあって(結局、行けなかったのですが・・・)下調べをしていた時に、1件チェックしていたショコラティエがあったことを思い出しました。ガイドブックを見てみると、やはり、チェックしていたショコラティエがこの「OBERWEIS」でした!ルクセンブルクへはまだ行ってませんが、思わぬところで念願のショコラに出遭えてよかったです!

そして、その前に買っていた「BERNACHON」も、実は、一昨年末のパリ滞在中にフランス・リヨンを訪れた時、このショコラティエへ行く予定が、雨と交通機関のストで泣く泣く断念した経緯があって、今回どうしてもここのショコラを食べてみたいという思いがあって、やっと念願叶ったのでした!

この日はそれ以外に、フランス・パリの「Jean-Paul Hévin」(ジャン・ポール・エヴァン)のこれも自分用のタブレット・「noir amandes」(=アーモンド入りのブラックチョコレート)と、土曜日に会うことになっていたショコラ好きの友達へのお土産にここの20周年記念タブレット・「Mexique」(=メキシコ:レッドフルーツの甘さとスパイシーで強いカカオの味のチョコレート)を買いました(友達の好きな味で美味しかったそう・・・)。

この「SALON DU CHOCOLAT」の第1弾は、もう終了したようですが、第2弾が2月14日まで開催されているようです。セミナー&デモンストレーションは、第1弾だけだったようです。今の時期は、他のデパートの催し会場でもバレンタイン・フェアが開催されているので、自分のお気に入りのショコラを見つけに出かけるのも楽しいと思います...!女性だけでなく、男性の方もぜひ・・・。(伊勢丹の会場でも、男性がひとりで買いに来ている姿をちらほら見かけました~!ショコラ好きの男性も増えているのかな~、と嬉しく思いました。。。


★「SALON DU CHOCOLAT」/JR京都伊勢丹:こちら

★「OBERWEIS」 à Luxembourg:こちら


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