パリ~帰国 [Paris]
チュニジア旅行の後に立ち寄ったパリにて...。
午後2時頃に、滞在先ホテルである"ル・メリディアン・モンパルナス"に到着し、部屋に荷物を置いてからモンパルナス界隈へ遅めのランチに出かけました。もう何年か前から気になっているビストロへ行ってみたのですが、「ランチはもう終わり...」と、断られました(以前にもこのビストロへ同じような時間に行って断られ、これで2度目!)。それで、その日の夜の予約が出来るかどうか聞いてみたところ、7時~2時間ならOKとのことで予約しておきました。
夕食のお店が先に決まったので、ランチは軽め(!?)に"Léon de Bruxelles / レオン・ド・ブリュッセル"へ大好物のムール貝を食べに行きました。このお店はベルギーのブリュッセルのチェーン店で、ブリュッセルへ行った時に友達のベルギー人に連れて行ってもらったお店でした。パリにも何店かあり、モンパルナスのこのお店は2度目でした。注文は毎回同じ定番の"moules à la marinière/ ムール・マリニエール(一番シンプルな白ワイン煮)"と"KRIEK/クリーク)"というベルギービール(さくらんぼ味)。ムール貝にはもれなくフリットがついてきます。ベルギー人に教えてもらったのは、フリットにマヨネーズをつけるという食べ方。お店の方にお願いすると、マヨネーズを持ってきてくれます。これは、癖になる味です!ここのフリットは、おかわりもできます。しなかったけど...。前回、妹がおかわりしてました。どれも美味しく満足でした!(Léon ~の過去記事→こちら(下の方)にも...)
ムール貝とクリーク
昼食後、サントノーレ界隈やプランタンへ買物へ・・・。あっという間に夜になり、モンパルナスへ戻ってきました。
お昼に予約しておいたビストロへ・・・。お店の名前は、"La cerisaie / ラ・スリゼ"。ここでは、南西仏料理が味わえます。小さいお店ながらも、何年か前に通りかかった時からずっと気になっているビストロで、そのうち日本のパリ特集の雑誌でも何度か紹介され、友達も先に行って絶賛していた程で、益々行ってみたかったお店でした。
この日のメニュー↓ 水の"ドンペリ"と言われる「シャテルドン」↓(微炭酸ミネラルウォーター)
前菜・・・(左が叔母、右が私)
卵入りきのこのクリーム↓ パイ皮包みのジビエのパテ、ヴィネガーのさくらんぼ↓
œuf cocotte à la crème de champignons ↑ pâté de gibier en croûte cerise au vinaigre ↑
メイン・・・(左が叔母、右が私)
魚のローストと白いんげん豆のピューレ↓ 野ウサギのコンフィとペンネ↓
queue de lotte rôtie et purée de haricot blanc ↑ cassolette de lièvre confit, poêlée de penne ↑
コーヒーとプティ・カヌレ(ボルドー名物のお菓子)↓
料理はどれもとても美味しかったです(叔母の料理もひと口味見させてもらいました...)。ただ、私の選んだ前菜もメインもかなり濃い目の味でこってりと重かったです。デザートも注文したかったけれど、お腹が苦しく無理でした。
このビストロはこじんまりしていて、20席程しかなく、いつも予約でいっぱいのようです。一番奥のテーブルに案内されたのですが、席に着くと「あなたは細いから・・・」とか何とか言われ、テーブルをひいてさらに私の小さい胸すれすれまで詰められ、私の後ろも右横も壁で身動き出来ずとても窮屈でした。料理が来る前に、お店の方に「こんなに狭いと苦しいし、食事時ナイフやフォークを使えそうにない...」と訴えました。向かいの叔母のすぐ後ろにもテーブルがあり後ろに引けない状態でしたが、その後ろで既に食事されていた4人テーブルを少し動かしてもらって、何とか少し余裕が出来(それでもまだ狭いけれど...)、無事に食事が出来てよかったです。窮屈な状態のまま我慢して食事しても、美味しく味わうことが出来なかったと思います。
パリ2日目...
(左下)滞在先の"ル・メリディアン・モンパルナス"の朝食。
(右下)サン・ジェルマン・デプレ界隈にあるカフェでランチ、サンドイッチとティラミス。
この日の午前中は、サン・ドニ バジリカ大聖堂へ行って、午後はサン・ジェルマン・デプレ界隈を散策&買物してました。
夕方、ホテルへ一旦戻った時、部屋の窓からパリの空の様子...↓
"ル・メリディアン・モンパルナス"は、モンパルナス界隈をパリでの常宿としている私には一度は泊まってみたかったホテルでした。今回の旅行では、ここの料金が一番高かったけれど、部屋は一番狭く古くイマイチで期待ハズレでした(写真も撮らず...)。シャワーは私の嫌いな固定タイプだし...。チュニジアのホテルの方がずっと快適でした。ただ、立地はよく便利で、1Fのロビーは広く綺麗でした。
再び出かけ、夜のセーヌ川クルーズに...。夕方6時発の"バトー・ムッシュ"に乗りました。
バトー・ムッシュは、私は2度目。夜の遊覧は初めてでした。途中から外に出て、ライトアップされたパリの名所を撮ってみました。でも、冬の11月下旬、ロングのダウンを着てロングブーツを履いていてもさすがに船上は寒く、震えながら、そして動く船から撮った夜景は、悲しくもブレブレでした。なので、小さめの画像でアップしてみます。
ノートルダム大聖堂
アラブ世界研究所↓ パリ市庁舎↓
コンシェルジュリー
ポン・ヌフ↓ フランス学士院↓
ブルボン宮
アレクサンドル3世橋とエッフェル塔
エッフェル塔(当時、フランスがEUの議長国だった為、特別にブルーでライトアップされていました)
他のパリ旅行の様子は、以前に紹介したクリスマス編で...。→ ☆パリのクリスマス特集☆
チュニジア&パリ旅行の最終日夜、ホテルの部屋で...。
この旅の締めくくりは、叔母が買ってくれた"ルイナール"のロゼ・シャンパーニュで乾杯・・・。
翌朝、ホテル前から空港バスでシャルル・ド・ゴールへ。
チェックインカウンターで、私だけビジネスクラスへアップグレードと言われ、一瞬喜んだのですが、叔母に「ひとりになるのは困る...」と言われ、「二人一緒に...」とお願いしたのですが、「ビジネスクラスへはあなた一人しか無理です」とのことで、結局二人ともエコノミーの予めとっておいた席になってしまいました。
エコノミークラスの前方、最後列の窓際から2席だったのですが、食事が配られるのが一番遅くて選択できませんでした。おまけに私の苦手なサーモン(和食)しか残っていなくて、「サーモンは食べれない」と言うと、もう一つのお肉料理(洋食)を探しに行ってくれたのですがもう余ってなかったらしく、サーモンの代わりに間食に出される予定のサンドイッチを2つ持って来てくれました。サンドイッチはあまり美味しくなくて一つしか食べれませんでした。私に好き嫌いあるのが一番悪いのはわかっているのだけど...。帰りのフライトは、何かとついてなかったです...。
機内食(ランチ)↓ ヨーロッパ上空(夕方)↓
機内食(朝食)↓ 韓国or日本上空(朝)↓
ほぼ定刻どおり(だったと思います...)、関空へ無事帰国。
ブログにすると長~く続いてしまった「チュニジア&パリ旅行」、やっと終わりです。実際には、9日間の旅で、あっという間でしたけど...。
行きのパリ発チュニス行のフライトに乗り遅れた時はどうなることかと焦りましたが、その後は何とか予定どおり旅行でき、無事に帰国できてよかったです。同行した叔母も楽しかったと喜んでくれました。チュニジアは、とってもいい国でまた行ってみたいと思える国でした。先日、チュニジア料理を久しぶりに食べて来たのですが、とても懐かしく美味しく、チュニジア旅行の余韻にしばし浸ってました~♪ チュニジア人シェフに「チュニジア旅行よかったです~」と伝えると、とても喜んでくれました。
次回は、久しぶりに「お花&お料理編」をまとめてみたいと思います。その後は、今年5月のフランス旅行を紹介予定です(既に、4ヶ月も経っていますが...)。次回の旅行の予定もまだなく、もしかすると、もう旅行が出来なくなるかもしれないので、ゆっくりと更新したいと思います。
いつもご訪問いただきありがとうございます。よろしければ、また引き続きご訪問くださいませ...。