ボスポラスクルーズ~イスタンブール④ [Istanbul]
今年もまだしばらくの間、昨年9月に訪れた『イスタンブール旅行記』が続きます。よろしければお付き合いいただければ...嬉しく思います。そして、遅くなりましたが今年もよろしくお願いします...。
さて、アジアサイドから戻って来て、その後ポスポラス(海峡)クルーズへ・・・。
午前中に出航時刻を調べに行ったクルーズとは、別の船(会社)であったけれど、「ボスポラス、ボスポラス、ボスポラス....」と呼び込みする船があったので、そちらの方に乗船することにしました。最初に考えてた方のクルーズより、ほぼ航海ルートが同じで、出航時間が少し早目なのと、クルーズ時間も少し短めで早くに戻って来ることが出来て、おまけに料金も安かったのです。ちなみに、"クルーズ"といえば、普通、豪華客船のようなイメージがあるかと思いますが、ここでのクルーズは全く違いますので、念の為先にお伝えしておきましょう・・・ 料金は確か10TL(トルコリラ、約600円)と、格安なことからもどのような船かイメージしてみて下さいね!!
船に乗り込んで、お天気がまぁまぁよかったので外側の船尾部分のデッキのベンチに座り、離れ行くイスタンブール(旧市街)↓を眺めることが出来ました。
行きはボスポラス海峡のヨーロッパ側の岸辺近くを進みます。
前日に訪れた、ドルマバフチェ・ジャーミィ↓を通過し...
続いて、ドルマバフチェ宮殿↓も通過...
それからしばらくして、オルタキョイ・ジャーミィ↓を通過し...
ボスポラス大橋↓の下をくぐり...
さらに進むこと約20分、ルメリ・ヒサル(1452年に建造された要塞)を眺めつつ...
ヨーロッパ側とアジア側を結ぶ、ファーティフ・スルタン・メフメット大橋↓の下をくぐり抜けると...
その直後、船は方向転換しボスポラス海峡を折り返し、帰りは反対(アジア側)の岸辺近くを通って戻ります。
もう一度、ファーティフ・スルタン・メフメット大橋↓の下を通過し遠ざかり...
(このボスポラス海峡の遥か向こう(↑)は黒海へと繋がっています。)
約15分後、ボスポラス大橋の袂にある、ベイレルベイ宮殿↓を通過すると...
(この宮殿↑は、1865年バロック様式とオスマン調様式の折衷様式で建立されたスルタンの夏の離宮だそう...)
すぐに、ボスポラス大橋↓の下を通り抜け...
そして、クズ塔↓も見えて来て...、出航したエミノニュに戻り、いよいよボスポラスクルーズ終了。
乗船したクルーズ船がこちら...↓ ねっ、豪華客船とは程遠い感じでしょ!? イメージ通りでした???
約2時間弱のボスポラスクルーズ、潮風に吹かれ海上からの美しい景色を満喫出来ました。
クルーズの後、友人がエミノニュ名物のサバサンドを食べたいと、ガラタ橋の下にあるレストラン街へ行きました。私はサバが苦手なのでサバサンドは注文せず、チャイだけに・・・。名物料理の1つなので、友人のサバサンドを記念に撮らせて貰いました...↓。脂がのった焼き魚のいい香りがしていました。友人曰く、美味しかったそうです!!
ここのお店はサービスが良く(?)って、チャイを飲み終えるとまた新しく持って来てくれました。2杯目飲んだ後も「もう一杯いかが?」と更に言われたけれど、さすがに私達はお断りしました。結局、友人が頼んだサバサンド1つの代金のみ(はっきりした値段は覚えていませんが、ほんの2~300円くらいだったかな~!?)で、友人と私のチャイ4杯分をタダにしてくれました。親切でサービスもよかったけれど、帰り際に「夕食にもまた来てね」としつこく言われました...(行きませんでしたが...)! ガラタ橋下のレストランはどこも同じようなお店ながら、観光客の客引きを競争してるのか、入る前にもあちこちのお店でしつこく勧誘されたことがマイナスポイントでした...。
そのレストラン街はこんなところ(ガラタ橋の下)↓に。...旧市街側
こちら↓は、その反対方向、ガラタ橋の新市街側の様子...
このガラタ橋は旧市街と新市街(共にヨーロッパ側)を結び、金角湾に架かる全長約500m程の橋で、橋の上は車、トラムヴァイ、歩行者が通れるようになっていて、橋の下の中央は船が通れるようになっていて、その両端はそれぞれレストラン街となっています。橋の上から、釣りを楽しむ人々が多いのもここの名物とか...。
軽く休憩した後に、ガラタ橋下からの眺め ⇒ 高台に建つのはスュレイマニエ・ジャーミィ
ガラタ橋から眺めたイェニ・ジャーミィ↓
ちなみに、写真の右上に写ってる目障りないくつかの棒みたいなのは、ガラタ橋名物の釣り竿です。
この後、エミノニュ付近にある、エジプシャン・バザールとリュステム・パシャ・ジャーミィを訪れました。
その様子は、次回に...。