リュステムパシャ・ジャーミィとエジプシャン・バザール~イスタンブール⑤ [Istanbul]
前回のブログ更新からひと月以上経ってしまいましたが、まだイスタンブール旅行記はのろのろと続いています・・・。
ボスポラスクルーズ後、ガラタ橋下のカフェでひと休みした後(ここまでは前回のブログの話)、そこから程近くにあるエジプシャン・バザール、さらにはその奥にあるリュステム・パシャ・ジャーミィへ行くことに・・・。
エミノニュのガラタ橋から徒歩で地下道を通ってエジプシャン・バザールへすぐに行けるのですが、ちょうど夕方の混雑する時間帯で、人の波にもまれて進んで行きました。エジプシャン・バザールの周りにもお店が沢山建ち並んでいて、リュステム・パシャ・ジャーミィに続く狭い路地も買物客で混み込みでした。やっとのことで、リュステム・パシャ・ジャーミィに到着。
入り組んだ路地の奥に建っていて外観は目立たない存在です。近くからの写真はありませんが、ガラタ橋から撮った写真にはリュステム・パシャ・ジャーミィの上部のドーム部分だけは見ることが出来ました↓。(ちなみに、↓の写真中央に大きく写っているのは、シュレイマニエ・ジャーミィです。この翌日に訪れたのですが...。)
リュステム・パシャ・ジャーミィの内部へ・・・。ここでも、持参したmyスカーフを被って...。
まずは、上の写真に写っている○印のドーム部分↓から...
内部は決して広くはないのですが、タイル張りが見事でした。そして、静寂に包まれてお祈りをする人達を数人見かけました。私達を含めた観光客もちらほら居ましたが少なかったです...。
こちらで使われているタイルは"イズニック・タイル"といわれ、イスタンブール近郊のイズニックという小さな町で、オスマントルコ帝国時代(16世紀後半)に作られたものを言います。白と青が基調のこのタイルですが、赤は現在の技術でもこの色は出せない程の逸品だとか。そして、なかでもチューリップをモチーフにしたタイルは傑作だそうです。チューリップはトルコのアナトリア地方が原産で、今でもトルコの国花としてトルコ人に親しまれています。
モスク内のいろんな種類のタイル...↓ (ほんの一部です)
建物の外側のタイルもブルーが基調で素晴らしく、どことなくイスラムっぽい雰囲気が漂っていました。(以前訪れたチュニジアをふと思い出しました。)
静寂のジャーミィーを後にして、再び喧騒で賑わうエジプシャン・バザールへ・・・。
エジプシャン・バザールとは、その昔、オスマン朝時代にエジプトからの産物(香辛料や食品乾物が中心)の取引をしていたことにちなんで、こう呼ばれているそうです。別名、香辛料市(スパイスバザール)ともいわれ、狭いバザール内は香辛料のエキゾチックな香りが漂っています。
バザール内のいくつかのお店に入ると、チャイ(=紅茶)やトルコ土産のお菓子などいろいろと試飲や試食でいただきました。この日は結局見るだけで何も買わず、後日訪れた時にトルコ産カルダモンとアップルチャイを買いました。
バザール内は呼び込みも凄いです・・・。怪しげな日本語で話しかける店員さんもあちこちに居たり・・・。「モッテケドロボー...」と何度となく耳にして笑えました。きっと、日本人観光客が訪れた時に教えて貰った日本語なのか、意味もわからずに使ってるのでしょうね~!香辛料のとあるお店では、流暢な日本語を話すトルコ人の店員さんが居ました。以前、日本(名古屋)に住んでいたことがあるとかで、私と一緒に旅行していた友人がちょうど名古屋出身なので名古屋のローカルな話で盛り上がっていました。友人が何か日本語で話す度に、トルコ人の顔してるくせに「マジでぇ~!?」と相槌のように何度も驚きながら日本語を流暢に話す様子が何だか面白かったです・・・。
左↓...香辛料を売るお店 右↓...トルコ土産の定番・魔除けの「ナザール・ボンジュウ」も売られていたり...
エジプシャン・バザールの外のお店...
チーズの一種↓...(トルコに来て初めて見たチーズ。ホテルの朝食にもあり、食べてみるとちょっとしょっぱかったけど新鮮な食感で気に入りました!)
オリーブ屋さんやナッツ屋さんも...↓
後日、訪れた時にはエジプシャン・バザールの裏通りに並ぶお店で探し求めていたチャイグラス(チャイバルダック)と受け皿をそれぞれ2個ずつ購入しました。それぞれ6個1セット(箱)で売られているところを2個だけ欲しいとお願いすると、英語が話せないおじいちゃんの店員さんが各々2個の金額を渋々電卓で計算して示してくれ、トータルで日本円に換算してたったの200円程でした。観光客が行くバザール内のお店と違って、地元庶民の行くようなお店だからか、とても安くてその違いに驚きました。新聞紙でくるまれただけでしたが、割れないように大事に持ち帰り、今でも自宅で気に入って愛用しています。
購入したのと同じチャイグラス(チャイバルダック)と受け皿のセット↓(あちこちのお店で使われていました...)
その後、再びガラタ橋へ...
もう薄暗くなり明りが灯り始めていました。
イエニ・ジャーミィ↓
リュステムパシャ・ジャーミィとシュレイマニエ・ジャーミィ↓
ガラタ橋を走るトラムヴァイと車↓
ガラタ橋を渡って反対側へ・・・。徒歩10分程で渡れます。ガラタ橋渡ってすぐの所からトラムヴァイに乗ってガラタ橋を再び渡り、ホテルの最寄駅で降車。
その駅のすぐそばにある、キョフテで有名な老舗ロカンタ「セリム・ウスタ」へ・・・。
1920年創業、昨年でちょうど創業90周年を迎えた3代続く老舗だそう。翌日の昼間に撮ったお店の外観(左↓)と、国内外から訪れた有名人のサインが飾られていた店内の様子(右↓)。
前日の夜、お店前に凄い行列が出来ていたけれど、この日は時間が少し遅かったからかすぐに店内に案内されました。店内はいかにも食堂っぽい感じでした。2階席へ・・・。
私達の夕食、キョフテ(炭火焼きの小さなハンバーグorミートボール)とサラダ
そのキョフテは炭火焼きの香ばしさがありとっても美味しかったです~!さすが、老舗で人気店だけあります!! ほとんどのガイドブックに載っている程です。お値段も安くて...
お腹も満たされ、歩いてすぐのホテルへ戻って、イスタンブール滞在2日目無事終了。
次回へ続きます・・・。
ボスポラスクルーズ~イスタンブール④ [Istanbul]
今年もまだしばらくの間、昨年9月に訪れた『イスタンブール旅行記』が続きます。よろしければお付き合いいただければ...嬉しく思います。そして、遅くなりましたが今年もよろしくお願いします...。
さて、アジアサイドから戻って来て、その後ポスポラス(海峡)クルーズへ・・・。
午前中に出航時刻を調べに行ったクルーズとは、別の船(会社)であったけれど、「ボスポラス、ボスポラス、ボスポラス....」と呼び込みする船があったので、そちらの方に乗船することにしました。最初に考えてた方のクルーズより、ほぼ航海ルートが同じで、出航時間が少し早目なのと、クルーズ時間も少し短めで早くに戻って来ることが出来て、おまけに料金も安かったのです。ちなみに、"クルーズ"といえば、普通、豪華客船のようなイメージがあるかと思いますが、ここでのクルーズは全く違いますので、念の為先にお伝えしておきましょう・・・ 料金は確か10TL(トルコリラ、約600円)と、格安なことからもどのような船かイメージしてみて下さいね!!
船に乗り込んで、お天気がまぁまぁよかったので外側の船尾部分のデッキのベンチに座り、離れ行くイスタンブール(旧市街)↓を眺めることが出来ました。
行きはボスポラス海峡のヨーロッパ側の岸辺近くを進みます。
前日に訪れた、ドルマバフチェ・ジャーミィ↓を通過し...
続いて、ドルマバフチェ宮殿↓も通過...
それからしばらくして、オルタキョイ・ジャーミィ↓を通過し...
ボスポラス大橋↓の下をくぐり...
さらに進むこと約20分、ルメリ・ヒサル(1452年に建造された要塞)を眺めつつ...
ヨーロッパ側とアジア側を結ぶ、ファーティフ・スルタン・メフメット大橋↓の下をくぐり抜けると...
その直後、船は方向転換しボスポラス海峡を折り返し、帰りは反対(アジア側)の岸辺近くを通って戻ります。
もう一度、ファーティフ・スルタン・メフメット大橋↓の下を通過し遠ざかり...
(このボスポラス海峡の遥か向こう(↑)は黒海へと繋がっています。)
約15分後、ボスポラス大橋の袂にある、ベイレルベイ宮殿↓を通過すると...
(この宮殿↑は、1865年バロック様式とオスマン調様式の折衷様式で建立されたスルタンの夏の離宮だそう...)
すぐに、ボスポラス大橋↓の下を通り抜け...
そして、クズ塔↓も見えて来て...、出航したエミノニュに戻り、いよいよボスポラスクルーズ終了。
乗船したクルーズ船がこちら...↓ ねっ、豪華客船とは程遠い感じでしょ!? イメージ通りでした???
約2時間弱のボスポラスクルーズ、潮風に吹かれ海上からの美しい景色を満喫出来ました。
クルーズの後、友人がエミノニュ名物のサバサンドを食べたいと、ガラタ橋の下にあるレストラン街へ行きました。私はサバが苦手なのでサバサンドは注文せず、チャイだけに・・・。名物料理の1つなので、友人のサバサンドを記念に撮らせて貰いました...↓。脂がのった焼き魚のいい香りがしていました。友人曰く、美味しかったそうです!!
ここのお店はサービスが良く(?)って、チャイを飲み終えるとまた新しく持って来てくれました。2杯目飲んだ後も「もう一杯いかが?」と更に言われたけれど、さすがに私達はお断りしました。結局、友人が頼んだサバサンド1つの代金のみ(はっきりした値段は覚えていませんが、ほんの2~300円くらいだったかな~!?)で、友人と私のチャイ4杯分をタダにしてくれました。親切でサービスもよかったけれど、帰り際に「夕食にもまた来てね」としつこく言われました...(行きませんでしたが...)! ガラタ橋下のレストランはどこも同じようなお店ながら、観光客の客引きを競争してるのか、入る前にもあちこちのお店でしつこく勧誘されたことがマイナスポイントでした...。
そのレストラン街はこんなところ(ガラタ橋の下)↓に。...旧市街側
こちら↓は、その反対方向、ガラタ橋の新市街側の様子...
このガラタ橋は旧市街と新市街(共にヨーロッパ側)を結び、金角湾に架かる全長約500m程の橋で、橋の上は車、トラムヴァイ、歩行者が通れるようになっていて、橋の下の中央は船が通れるようになっていて、その両端はそれぞれレストラン街となっています。橋の上から、釣りを楽しむ人々が多いのもここの名物とか...。
軽く休憩した後に、ガラタ橋下からの眺め ⇒ 高台に建つのはスュレイマニエ・ジャーミィ
ガラタ橋から眺めたイェニ・ジャーミィ↓
ちなみに、写真の右上に写ってる目障りないくつかの棒みたいなのは、ガラタ橋名物の釣り竿です。
この後、エミノニュ付近にある、エジプシャン・バザールとリュステム・パシャ・ジャーミィを訪れました。
その様子は、次回に...。
アジアサイド~イスタンブール③ [Istanbul]
久しぶりの更新になってしまいました。
そして、ブログスキンをオリジナルフォトヘッダー・バージョンに変えてみました。
さて、イスタンブール旅行記の続きです・・・。
イスタンブール滞在2日目の朝、テラス席で朝食をとることが出来ました。少し晴れ間が見えるくらいのお天気
この日の私の朝食・・・↓
ホテルの朝食は、とても種類が豊富でトルコのスイーツまでいくつもあって毎日どれを食べようか迷うくらいでした。ホテル滞在中、大好物のオリーブを欠かさず食べていました。ただ、パンの種類が少なかったのと、ジュースはオレンジとグレープの2種類のみでどちらも果汁100%でなかったのが残念でした。でも、ブルーモスクやマルマラ海の景色を眺めながらの朝食はやはり格別でした。
この日はお天気も回復したのでボスポラス海峡クルーズへ行く予定で、クルーズの出航時間を調べにまずはトラムヴァイに乗ってエミノニュまで行ってみました。予定のクルーズは午後からだったので、午前中にアジアサイドへ渡ることに・・・。エミノニュ埠頭からアジア側のカドキョイ行の"ワプル"という連絡船に乗りました。
その船からの眺め・・・。海沿いの中央に建つ白い建物↓は、前日に訪れたドルマバフチェ宮殿。
中央の吊り橋は、ボスポラス大橋。中央の塔はクズ塔(乙女の塔)。
アジア側の鉄道のターミナル駅である、ハイダルパシャ駅。
ちなみに、ヨーロッパ側のターミナル駅はスィルケジ駅でヨーロッパ方面への列車が発着しています。かつては、オリエント急行の発着駅でした。(滞在中、鉄道を利用する機会がなく、写真はありません・・・)
着岸間近のアジアサイドの眺め↓
ヨーロッパサイドより、少し寂れた感じがしました...。
約20分程でアジアサイドのカドキョイに着きました。乗船して来た連絡船"ワプル"
アジアサイドで私達がまず行きたかったところへ・・・。それは、ハニー・ショップの『エタ・バル』↓
ここのお店はあちこちのガイドブックに載っている有名店(!?)のようで、3~4種類のトルコ産のハチミツがあり全て試食させてもらえました。どれも濃厚で美味しくって・・・。のどに効くという薬のようなハチミツもありました。結局、一番ノーマルで安いハチミツを1瓶500g入り(約1000円ちょっと)を買いました。
そして、お店で買って食べたハチミツ&ヨーグルト↓
混ぜて食べてもハチミツが多過ぎて、美味しかったけれどかなりの甘さでした~。
アジア側の市場街↓ 細い路地の両側に所狭しとお店が並び、地元の買物客で賑わっていました。
色とりどりの野菜が売られていたり...
季節(夏の終わり頃)のフルーツが売られていたり...
レストランやカフェが並んでいたり...
写真↑の左手前のレストラン『チヤ』でランチをしました。
ヤイラ・チョルバスというミント風味のヨーグルトのスープ(左↓)。パンとビベル・ドルマス(ピーマンの肉詰め...右↓)
ラフマジュンというトルコ風ピザ(左↓)。食後にはチャイを・・・(右↓)。
どのお料理もやさしい味で美味しくいただきました。デザートは満腹になってしまったのでパスし、チャイだけを・・・。
このチャイのグラス(チャイバルダック)と受け皿のセットがトルコでは一般的なようで、何度かお目にかかるうちに気に入ってしまい、後日、写真と同じものを2セット買って帰り、今でも自宅で愛用中です。
ここで、トルコ料理とチャイグラスの話題のついでにちょっと余談ですが・・・、先日、大阪(本町)にあるトルコ料理店『イスタンブール スルタン』へ、トルコ料理は全く初めて...という友人と行ってきました。イスタンブールから帰国後3ヶ月程して、トルコ料理が恋しくなり食べに行きたくなったのです...。イスタンブールで食べた懐かしの料理やスイーツのドンドルマ(トルコアイス)やカザンディビまで満喫でき、どれも美味しかったです。イスタンブールで叶わなかった、"ラク"というお酒(アニスの香りの蒸留酒で、アルコール度数45%、お水で割って飲むのが一般的で、南仏の"パスティス"というお酒と同じようなもの)を飲めたし、ベリーダンスもちょっとだけ見ることができました。デザートの際に頼んだ、アップルチャイのグラスと受け皿のセットは小さなナザール・ボンジュウ(⇒トルコの魔除け)がいくつか描かれていて初めて見るセットでしたが、とても可愛かったです。トルコ料理が初めてという友人も大変満足していました。
さて、話はイスタンブールに戻り...、ランチ後もアジアサイドを散策。
魚屋さん↓
海に囲まれたイスタンブール、新鮮そうなお魚ばかり・・・。でも、魚を一度も食べれなかったのが残念・・・
こちらは、肉屋さん...!? 何かの頭でした...。左↓が生、右↓が焼いて味付けされてる!?
オリーブ屋さん・・・(左↓)。日本にもあったらなぁ。。。 こちらは、ピクルス屋さん!?(右↓)
ポテチ屋さん!?(左↓)。そして、老舗のお菓子屋さん・・・『ジャフェル・エロル』(右↓)
左↑:1個のジャガイモを機械でスライスされ伸ばされ揚げたものの実演を見ました!マジックのようなアートのようでした!食べなかったけれど・・・。
右↑:『ジャフェル・エロル』では、トルコの伝統的な砂糖菓子類が売られています。"アキデ"というカラフルな飴もたくさんの種類が並んでいました。その中で、フランスのナンシー名物でもあり大好きな味の"ベルガモット・キャンディー"を見つけ(見た目は全く違うけれど・・・)、1個試食させてもらい思い通りの味(柑橘系...)だったので100g程買いました。店員さん曰く...、ベルガモット・キャンディーは胃に効くとのことでした。
アジアサイドを後に・・・。ヨーロッパサイドとは違った庶民的な市場などを垣間見ることが出来て楽しかったです。さすが、トルコ料理は世界三大料理のうちの1つだけあって、食材が豊富にあるなぁと感じました。
日本へ戻るまでしばらくは、アジアから再び離れてヨーロッパへ・・・。
こちらがヨーロッパサイド(旧市街側)・・・↓。左から、ブルーモスク、アヤソフィア・・・。
エミノニュまで戻って来て、すぐまた別の船に乗り換えて、ボスポラスクルーズへ・・・。
続きは、また来年に・・・。
今年もあとわずかになりました。今年はあまり更新できませんでしたが、いつもご訪問いただき、またコメントもたくさんいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
では、よいお年をお迎えくださいね~☆
... Mimosa ...
秋のお出かけ...♪ [日々あれこれ]
トルコ旅行記の途中ですが、今回は10月と11月に行った「秋のお出かけ編」としてまとめてみました。
まずは、10月24日(日)、とある仲間達(大人8人、子供1人)でピクニックへ行った奈良県の曽爾高原から・・・。曽爾(そに)高原はススキの名所として人気のスポットです。
大阪から車で約2時間半で到着。
曽爾高原入ってすぐのところで、早速お昼ごはん・・・(左下写真)。女子はお弁当作り担当だったので、私も当日の朝6時起きで作りました。みんなそれぞれ作り過ぎたようでかなり余ってしまいましたが、残りは夕食時にみんなで綺麗に食べ尽くしました。外で食べるお弁当&サンドイッチは美味しかったです。風がきつく少し寒かったので、あまりゆっくり食べることが出来なかったのは残念でした。
食後、高原を散歩することに・・・。右上写真は歩き出してすぐのところで撮ったもので、誰かの指さす方向が山の頂上付近。
途中にあった広場の様子...(左↓)。山登り途中の様子...(右↓)ススキって人間の背丈より高くって、今年は特に高いとか・・・!?
かなり登って来ました・・・。眺めは凄くいいのですが、あいにくの天気の悪さ・・・。雨が降らなかっただけまだましだったかなぁ。。。
見渡す限りススキだらけ・・・。風になびくススキもステキ~
頂上もこんな感じで靄がかかっていました(↓)。夜はライトアップするみたい・・・(↓)。
ススキ一面の野原は見たことがなくてとても新鮮でした。山の頂上までは遠くに見えて諦めていたけれど、高原の入口からわずか約1時間程で行って帰って来れて、それ程しんどくもありませんでした(ちょっぴり、足に筋肉痛が来ましたが・・・)。久しぶりに軽い山登りをして気持ち良かったです。お天気が良ければ...夕日があたる頃、この高原一帯のススキが黄金色に輝く様子が素晴らしいそうで、それを楽しみにしていたのですがこの日はムリでした。仲間に"雨男"が居たからかも・・・。また、いつかリベンジしたいところです。
曽爾高原から少し下ったところの温泉「お亀の湯」に寄ってから帰りました。
さて、次は11月21日(日)に行って来た京都の紅葉の様子を・・・。
今年は、母と叔母と一緒に行って来ました。昨年は、東福寺、泉涌寺を訪れたので、今年はどこへ行こうかあれこれ調べていると、京阪電車のサイトに紹介されていた「京の紅葉・おすすめ!モデルコース」を見つけ、その中の「哲学の道・法然院コース」に魅かれたので、その通りに行ってきました。といっても、モデルコースの逆ルートに銀閣寺を加えて・・・。
京都へは、大阪・淀屋橋駅から京阪特急で終点の京都・出町柳駅まで行き、そこから市バスで銀閣寺道下車、あとはずっと徒歩で回りました。
それでは、訪れた順に・・・。
★白沙村荘 橋本関雪記念館 : 大正・昭和の日本画家、橋本関雪(1883-1945)の邸宅。国指定名勝
庭園はこのとおり素晴らしかったです。観光客が少なく、紅葉の穴場だと思いました。
★昼食...「名代 おめん 銀閣寺本店」
白沙村荘を出ると12時過ぎだったので、早目にお昼ご飯に・・・。予めランチするところも調べていて、お店に行くと既に3~40人くらい並んでいました。他にランチによさそうなところがなく、仕方なく並ぶことに・・・。約1時間並んでやっと入れ、注文してからも少し待って、ようやく銀閣寺の名物うどんをいただきました。
期待していたわりには、まぁ普通でした・・・。うどんと小鉢だけなので、ちょっと物足りない感じも。
★銀閣寺 : 東山慈照寺(←正式名称) 1482年、室町幕府8代将軍足利義政公により建立。臨済宗相国寺派の禅寺。 世界文化遺産
銀閣寺は今回で2~3度目ですが、さすが観光名所だけあっていつ行っても込んでいます。なぜかモデルコースに入ってなかったけれど・・・。銀閣寺の象徴となる観音殿(銀閣)は、紅葉に彩られ、上から見ても正面から見ても絵になるような美しい眺めでした。
★法然院 : 鎌倉時代に法然上人が弟子たちとともに念佛修行をした鹿ヶ谷の草庵跡に、江戸時代初期に念佛道場として建立。
法然院は今回初めて訪れました。参道から紅葉の屋根に覆われているような・・・そんな感じでした。最後の写真(↑)、瓦に乗っている"ガーゴイル"(!?←西洋建築では。日本建築だと何というのかしら...?)と紅葉のコントラストが面白く撮ったものですが、今気付くとガイドブックに載っていたものと全く同じアングルでした・・・。
★安楽寺 : 後鳥羽上皇の寵愛を受けた2人の女官(松虫姫と鈴虫姫)が、法然上人の弟子であった住蓮と安楽の草庵に出家したことで、後鳥羽上皇が激怒し住蓮と安楽死罪とする。その後、法然上人が弟子の住蓮と安楽の供養の為に建て、「住蓮山安楽寺」と名付けたお寺。
境内へ続く階段下の紅葉が太陽の光に照らされてより鮮やかに映えていました。拝観チケット購入窓口のところに置いてあったポストカードを見ると、この安楽寺客殿でこの日の夕方に行われるという、青木カレンのジャズライブの案内でした。そして、リハーサル中のピアノと歌声が少し聞けてガラス越しにその様子をチラ見出来てラッキーでした。
★哲学の道 : 琵琶湖疏水沿いに設けられた約2kmの散策路。哲学者の西田幾多郎らがこの道を歩いて思索にふけったという逸話から名付けられたとか...。
今回は哲学の道を北から南へと、途中、法然院や安楽寺に寄りながら歩いたのですが、北側はほとんど紅葉はなくて、南側に来るとちょうど西日が当たって美しい紅葉を見ることが出来ました。上の写真は南側のものばかりです。モデルコースを逆行してよかった~と思いました。
★熊野若王子神社 : 1160年、後白河法王が熊野権現を勧請したのが始まりで、京都三熊野のひとつに数えられる。道中安全祈願や進学、縁結びの神様として人気がある。
哲学の道の終点、若王子橋からすぐのところにあって、モデルコースにもあったので寄ってみましたが、人気は少なくひっそりしていました。正面の社は真っ赤な紅葉で覆われていて見事でした。
★永観堂 : 禅林寺(←正式名称) 平安時代初期に弘法大師の弟子が創建した真言密教寺院が起源。現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山。「もみじの永観堂」と呼ばれる京都随一の紅葉の名所。
ここは、モデルコースになく、今回は訪れる予定はなかったのですが、哲学の道終点のところに、永観堂や南禅寺の案内標示があり、すぐ近くなので寄ってみました。でも、夕方4時過ぎだったのでもう拝観は出来ず、外側からのみ紅葉を楽しんで来ました。紅葉も素晴らしいけれど、人出も半端なく多くって・・・。夜間拝観もあるようですが5時半~だったので諦めました。
かなり前に、ここ永観堂は銀閣寺と南禅寺と共に紅葉巡りをしたことがあったのですが、永観堂の紅葉は一番美しかったと記憶しています。また来年にでも久しぶりに行ってみたいと思いました。
★南禅寺 : 臨済宗南禅寺派総本山。京都五山の別格寺院、日本の禅寺の最高位という格式を誇る。紅葉の名所。
こちらの南禅寺まで来ると、既に5時前で薄暗くなって来て、ここも拝観終了間際でアウト!今年の紅葉を撮るのもここが最後と思い、近付いて撮ってみました。
★JR京都駅と夕食
南禅寺を後にして、祇園か四条河原町辺りに出て京阪電車で帰るつもりが、市バスがバス停に近付いて来ても紅葉見物帰りの乗客で満員の為乗れず・・・、タクシーも全く空車は来ず・・・、バス停で市バス職員が案内していたとおり、地下鉄でJR京都駅まで行きました。
京都駅に着いた頃にはすっかり日も暮れて・・・。JR京都駅伊勢丹の上階のグルメフロアで夕食をとって帰ろうとしたものの、どこのお店も既に行列が・・・。その中でも比較的空いていた「せいろ料理 葵茶屋」へ。それでも、並ぶこと約15分。紅葉の季節は人出も多く、食事するのもひと苦労でした。夕食は店名にもあるように、せいろ蒸しのお料理中心で、まぁ普通に美味しくいただきました。
↓ライトアップされた京都タワー ↓夕食
帰りは、京都駅からJRの快速で大阪駅まで。さらに地下鉄、電車と乗り継いで帰宅しました。この日はかなり歩いたので、疲れ切ってしまいました。
今年の紅葉は例年になく美しいと言われていますが、本当にその通りだと思いました。そして、いいお天気に恵まれた日で、より鮮やかな紅葉を見ることが出来てよかったです。来年もまた京都へ紅葉を見に行きたいと思います。
2~3日前にテレビ番組の中で京都の紅葉特集があり、それを見て知ったのですが、最低気温が8度を下回ると紅葉していくそうで、ちょうど訪れる3日程前に京都でも最低気温が8度以下になったらしく、一気に紅葉が深まり見頃を迎えた、とのことでした。来年以降、紅葉へ出かけるタイミングの目安に出来そうなミニ知識でした。
次回は、イスタンブール旅行の続きに戻ります...。
オルタキョイと夜のタクシム広場~イスタンブール② [Istanbul]
タクシムから路線バスに乗り、約30分程でボスプラス大橋のたもとにあるオルタキョイへ到着。
オルタキョイは「毎週日曜日に多くの露店が出て賑わう・・・」という情報がガイドブックに載っていたので、日曜日の夕方、ちょっと行ってみました。
海岸沿いの広場から、ボスポラス大橋が一望出来ます。雨は止んだものの、どんよりとした曇り空・・・。
私達の居る側はヨーロッパ側、対岸の向こうはアジア側です・・・。
海岸沿いにオルタキョイ・ジャーミィが建っています。左下写真は海側から、右下写真は入口側から...。
オルタキョイ・ジャーミィに入ってみました。ここでも、女性は頭にスカーフを着用しなければならず、この日は持参し忘れたので仕方なく貸出用スカーフを着用して見学しました。
オルタキョイへ来たからには、ここの名物"クンピル"を食べよ~ってことに・・・
"クンピル"とは・・・、ベイクドポテトを半分に割ったものにいろんな野菜類(左↓)をトッピングしてもらいマヨネーズをかけて出来あがり・・・(右↓)。
広場のベンチでボスポラス大橋を眺めながら、1つのクンピル(↓)を2人で食べました。美味しそうでしょ~!?
私の大好きなオリーブとコーンとポテトがたっぷりでとても美味しかったのですが、少し前にデザートを食べたところですぐにお腹いっぱいに・・・。トッピングの量も多かったけれど、その下はジャガイモなのでボリューム満点でした。こんな大きなジャガイモ、見たのも食べたのも初めてでした・・・。トルコのジャガイモって、みんなこんなに大きいのかしら...!?
その後、オルタキョイ界隈でアクセサリーショップなどを見ながら散策しバス停へ戻り、タクシム行の路線バスに乗車し、再びタクシム広場へ戻って来ました。帰りは海沿いを通るルートのバスだったので、行きよりもかなり時間短縮で戻って来れました。
夕暮れ時のタクシム広場へ・・・。
タクシム広場からイスティクラール通りを走るアンティークな路面電車(左↓)。ポツポツとライトアップされた歩行者天国のイスティクラール通り・・・(右↓)。
イスティクラール通りを歩いていると、とあるお店前に何やら行列ができていて(左↓)、気になったので覗いてみました。ガラス越し(右↓)に美味しそうなお料理が何種類も並んでいました。
トルコでは一般的な"ロカンタ"でした。
"ロカンタ"とは大衆的な食堂のことで、ずらりと並んだお惣菜の中から好きなものを選んで注文するスタイルのことです。ここ(↑)のお店はセルフでしたが、他のお店ではテーブル席まで運んでくれるところばかりでした。ロカンタでは、地元の人や観光客までトルコの家庭料理が味わえるので大変人気です。私達も滞在中、いくつかのロカンタを利用しとても気に入りました...。早くて、安くて、美味しい・・・
この日は夕食のお店を決めていたので、ここはスルーしましたが、最終日の夜にこのお店で夕食をとりました(それについては、また後日・・・)。
さて、この日夕食に向かったところは、『ハジ・アブドゥッラ』という1888年創業の老舗レストラン。もともとは、宮廷料理人による食堂だったそう・・・。
スープ、サラダ、メイン料理、デザート・・・を注文し、デザート以外は友人とシェアしました。このお店の定番料理は、通称『王様のお気に入り』といわれる、マッシュしたナスに牛肉の煮込みをのせた料理(先に撮り忘れ、食べ終わりかけの汚い写真となってしまいました...)。そして、デザートのフルーツのコンポートも名物料理だとか・・・。
お料理は美味しかったのですが、2人でも食べきれないくらいでした。夕方にデザートとクンピルを食べてあまり時間も経っていなかったし・・・。フルーツのコンポートはシロップで煮たフルーツで、私には甘過ぎてダメでした...。
食後、再び夜のタクシム広場へ・・・。
ライトアップされていて綺麗でした。先日(10月末)、ここ(↑)で自爆テロがあったそうですが信じられないです・・・。
ここタクシムからは、フニキュレル、トラムヴァイを乗り継ぎ、ホテルまで戻りました。
まだまだイスタンブールの旅、続きます・・・
ドルマバフチェ宮殿とタクシム広場~イスタンブール① [Istanbul]
イスタンブールへ到着したのが深夜だった為、翌朝は少し遅めに起床、このホテルでの一番の楽しみである朝食をとりに行きました。私達の部屋は4階で、朝食は最上階(6階)へ。
友人がこのホテルを選んだ理由が、ホテルのテラスで朝食を食べながら、イスタンブールの景色を満喫できる・・・ということで、私もとても楽しみにしていました。
あいにくテラス席は埋まっていたので中で食べました。食後、テラス席が空いたので写真を撮ってみました。
左側に、アヤソフィア↓ 右側に、スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)↓
ホテルのテラスからのパノラマ(120°)はこんな感じ・・・
晴れていたら、すごくいい眺めだろうなぁ...。ちょっと残念でした。あと4日チャンスがあるので、そのうちいいお天気の日にテラス席で朝食をとれることを願って・・・。(実は、2日目以降ずっとその機会に恵まれました。また後日に紹介予定・・・)
出かける前から小雨が降り出したので、この日は屋内で時間が潰せるドルマバフチェ宮殿へ行くことにしました。
ドルマバフチェ宮殿へはトラムヴァイ(T1)を使い、ホテルの最寄り駅である"スルタンアフメット"から終点駅の"カバタシュ"へ・・・(所要約15分)。そこからは徒歩で向かいます。
トラムヴァイを降りるとすぐ近くに海が見え、海沿いに行ってみました。この頃は雨もかなり降っていて、船の向こうに見えるはずのボスポラス大橋も霞んで見えないくらい・・・↓。左側の建物がドルマバフチェ宮殿です。
手前にこじんまりと佇む美しいモスクがありました・・・↓。
そのモスク(↑)に寄ってみました。このモスクの名称は、"ドルマバフチェ・ジャーミィ"。トルコで、"ジャーミィ"とはイスラム教寺院(=モスク)のことをいうようです。
イスラム教のモスクはどこでも、女性は頭にスカーフを巻かないと入れません。スカーフはモスクでも貸してもらえるのですが、いろんな人に使い回されるので気持ち悪いし臭かったりします。なので、今回の旅行ではそれ用にスカーフを持って行ってたのに、この日はあいにくホテルの部屋に忘れて来てしまい、仕方なく借りることに・・・。やはり、臭くて気持ち悪かったぁ~。
モスクの内部(↓)は狭いながらも窓がたくさんあるので明るく、中央には豪華なシャンデリアがありました。
モスクを後に、もう少し歩くと、ドルマバフチェ宮殿の入口に到着。まず、手荷物のセキュリティ・チェックを通ります。チケット売り場に続く、長い列が出来ていました。雨の中、並ぶこと約30分。
チケットを購入すると、左↓写真の門の横を通り、さらに右↓写真のアーチをくぐると・・・
美しい庭園と、その向こうにあるのがドルマバフチェ宮殿↓
現在のドルマバフチェ宮殿は、19世紀中頃に建造されたヨーロッパ・バロック様式の絢爛豪華な建物。トプカプ宮殿から王宮を移し、ここでは6人のスルタンとその家族が暮らしていたそう。
宮殿の入口前でもさらに15分くらい並び、いよいよ宮殿内部へ・・・。準備された靴のカバー(ゴムがついたビニール)をかぶせ入りました(雨で靴底が濡れたり汚れているので、宮殿内の絨毯を汚さないようにするためでした...)。約20人くらい1グループとなって、英語を話すガイドさんについて回りました。宮殿内は、残念ながら写真撮影禁止でした。
宮殿内部は、43のホールと285の部屋と6つのハレムがあります。そして、男のみ入れる"セラムルク"と、男子禁制の"ハレム"と見学も別々になっています。まずは、セラムルクの見学から・・・。ここには大きなホールがいくつかあり、見学最後に訪れたホールにはバカラ製で重さ4.5tのシャンデリアが吊られていたり、他にも豪華な調度品や名画がたくさんあり目を惹きつけられました。セラムルクの見学が終わり、別の入口からハレムの見学も・・・。ここでもガイドさんが説明してくれながら見て回りました。セラムルクを見学した後では、ちょっと質素な感じがしました。
見学後、裏庭の様子↓。まだ雨が降っていました・・・。
遅めのランチを食べに、イスタンブールの繁華街でもあるタクシム広場へ向かいました。
カバタシュ駅まで徒歩で戻り、そこからフニキュレル(地下ケーブルカー:左↓)でタクシム駅へ(所要1分)。
タクシム広場(↓) 中央に立つのは、トルコ革命の勝利を記念する、「共和国記念碑」
タクシム広場は新市街の中心地の高台にあり、そこから南へ下る通りがイスティクラール通りといい、イスタンブール随一の繁華街です。約1.5km続くイスティクラール通りは、レトロな路面電車が走っていて歩行者天国になっています。
既に午後3時過ぎ、ランチの時間を逃してしまい、イスティクラール通り沿いにあったスイーツ専門店『サライ・ムハレビジシ』に魅かれたので、ちょうどティータイムとして入りました。
メニューを見てもどんなスイーツかよくわからず、ガイドブック『地球の歩き方』に載っているスイーツと照らし合わせながら注文しました。下記の2種類のスイーツを友人と2人で半分ずつ味わいました。
ギュルラッチ↓ カザンディビ↓
"ギュルラッチ"は、牛乳とバラ水で作られたスイーツ。ラマダンの風物詩だそう。"カザンディビ"は、もちもちとした食感の牛乳の焼き菓子。飲物には、チャイ(=紅茶)を・・・。
"ギュルラッチ"は、微妙な味でした。食べれなくはなかったけれど・・・。私はバラ好きなので、バラ水の香りと味を期待していたのですが、全くバラの香りも味もしませんでした・・・。ただの甘い牛乳で出来たお粥みたいな感じかな。
"カザンディビ"は、お餅みたいに伸びてミルク風味で私は好きでした。ちょうど、先日(前々回)のTBS「日立 世界ふしぎ発見!」のトルコ特集で、この"カザンディビ"についてのクイズが出題されていました。スイーツの中に繊維質の物が入ってるが、これが何かという三択の問題でした。鶏肉、ホタテ、あと1つ何だったか忘れましたが・・・。答えは・・・、鶏肉でした。もちろん、私は正解を知っていました。
でも、それを食べている時は全く知らず鶏肉の味も全くしなかったのですが、食べ終わった後に、友人が持っていたガイドブックに載っていて教えてくれました。こんなスイーツに鶏肉の繊維質が入ってるなんて・・・、意外で驚きでした!
このスイーツ専門店のガラス越しに・・・↓。甘~いスイーツがたくさん並んでいて美味しそう...。
少し休憩して、スイーツでお腹も満たされました。
日曜の夕方5時頃、雨も止んだので、タクシム広場を離れ、ボスポラス大橋のたもとで海沿いにある小さな街"オルタキョイ"へ行ってみることに...。
ちなみに、イスタンブールはココ・・・↓空の旅♪ ~往路編~ [旅行]
前回の記事では、私が旅した街、ほとんどの方が当たっていたのでびっくりしました~。
やはり、旅好きな方はよくご存じですね!!
正解は...、トルコのイスタンブール(Istanbul) 、フランスのストラスブール(Strasbourg)でした。
今頃気付いたのですが、カタカナで表記すると、どちらも最後が"~ブール"繋がりでした・・・(偶然にも...!)。
前回の記事に、訪問先を追記しておきました。 ⇒こちら(前回の記事)
さて、今回は空の旅・往路編として、関空発⇒パリ・CDG(シャルル・ド・ゴール空港)経由⇒イスタンブール着までをまとめてみました。
今回の旅では、ストラスブール⇒パリ・オルリー間のフランス国内線1フライト以外は、全てアワード航空券(=マイレージ利用の無料航空券)で、ちょっと贅沢ながらもビジネスクラスにしました。
9月4日(土)の朝、自宅から電車を乗り継いで、ちょうど1時間で関空に到着。
前日に、関空⇒パリ⇒イスタンブールをインターネット・チェックインし、搭乗券は自宅で印刷していたので、カウンターでは荷物を預けるだけでスムーズでした。そして、出発ゲートへ。
とりあえず、関空にて1枚。。。
ついでに、フライト案内も・・・。私が搭乗したのは、11:25発パリ行のAF291(エールフランス)便。
セキュリティチェック、出国審査もそれ程並ぶことなくスムーズでした。免税店でちょこっと買物して、航空会社のラウンジ「KIX AIR SIDE LOUNGE」へ・・・。ラウンジでは飲み物と軽食を控え目にしたつもりなのに・・・。白ワイン、茶そば、サラダ、フルーツゼリー・・・と、不思議な組み合わせになってしまいました(左↓)。そして、右下の写真はパリまでの搭乗機です。
シートは"5L"。ビジネスクラスの前方部分(2-3-2の配列で3列だけのスペース)の最後列窓際席にしました。昨年の復路便がこのシートで落ち着く席で気に入ってたので・・・。でも、今回は隣が空席でなかったので、逆に窮屈感がありました(通路側の席にすればよかった...)。
ここから、機内食です・・・。
離陸前のウェルカムドリンクに、シャンパーニュを・・・。そして、離陸後のアペリティフに、赤ワインとおつまみ2種とアミューズ・ブッシュ(海老とトマト)を・・・。(写真なし)
1回目の食事の前菜(左↓)。メイン料理(右↓)
<赤ワイン> HAUT-MÉDOC CHÂTEAU DE VILLAMBIS 2006 CRU BOURGEOIS
<前菜> ドライビーフ、トマト、モッツァレラチーズ、蟹サラダとアンディーブ、スモークツナとバジルソース +パンとバター
<メイン> 牛フィレ肉のソテー、ワイルドマッシュルームソース、ポテトグラタン、イタリア風グリーンピース、ニンジン、マッシュルームのソテー +チーズ2種、味噌汁
デザート(左↓)。 着陸約1時間前に...、2回目の食事(右↓)。
<デザート> ラズベリーシャーベット と コーヒー(VALRHONAのショコラと...)
<2回目の食事> 海老とフレッシュサラダ、ベーコンとパルネザンチーズソースのペンネ(ブロッコリーとナス)、フルーツサラダ
アペリティフで飲んだ赤ワインが私好みの味で気に入り、食事の時にも同じものを少し足してもらいました。前菜は私の苦手な物が多く、メインでは赤ワインに合うお肉をチョイスしたのにイマイチで、かなり残してしまいました。デザートのラズベリーシャーベットは、軽い食感で美味しかったです。到着前の食事はパスタをチョイス、パスタも野菜も乾燥気味でこちらも半分近く残してしまいました。
約12時間の機内では、映画『SATC2』など3本程見ながら、2~3時間程うとうと寝てしまっていたような...。
パリ到着は定刻(17時)より2、30分早まり、成田からJAL便に乗って来る友人よりも早く到着してしまいました。待ち合わせしていた、イスタンブール行のフライトの搭乗ゲートのあるターミナル2Fへ到着した2Eから移動が必要でした。乗継の待ち時間は約2時間あり、充分な時間がありました。
ターミナル移動の際、先程のフライトで隣席の方とそのお連れの方と同じバスになり、どちらまで行かれるのかお伺いしてみると、なんと偶然にも同じイスタンブールまで仕事で・・・とのことでした。次も同フライトで、ターミナル2Fのラウンジで友人が到着するまでご一緒させていただきました。それから、友人とも無事に会えました。
昨年まで、日本線でずっと使っていて私のお気に入りだったターミナル2F(↓)。今は新しい2Eに移動になった為、ここを利用する機会が減りそうです。今回、イスタンブール行がこのターミナルからでした。写真の右下にちょこっと写っているのは、マカロンを売っている「ラデュレ」のお店です・・・。
パリ・CDGからイスタンブールへ出発です。
私は窓側の席(3A)でした。パリからのヨーロッパ線は、ビジネスクラスといっても基本のシートはエコノミーと同じで、3-3の配列のそれぞれ中央の席に台みたいなのが置かれ、2-2の配列にしているだけです。私の隣の通路側の席は誰も居なくて広々使えました。友人とはフライト中離れ離れに・・・。
離陸後しばらくして、機長のアナウンスがあり、ストラスブール(フランス)、○○○○○(ドイツのどこかの街)、チューリッヒ(スイス)、ザグレブ(クロアチア)、ソフィア(ブルガリア)上空を通過し、目的地のイスタンブールへ向かうとのことでした。
パリからのフライト時間は、3時間20分...。関空⇒パリ間のフライト時間12時間を合わせると、今まで旅した中で、一番遠いところとなりました。でも、乗継で一旦降りてるので、全然苦痛ではなかったです・・・。
ただ、パリからのフライトは、ビジネスクラスでさえも機内プログラムがないので退屈でした・・・。せめて、ジオビジョンだけでもあれば、どの辺りを飛んでいるかわかるのだけど・・・。
最初のうちは窓から外を眺めていました。夕暮れ時で美しかったのですが、雲が多くて下の街までは見えませんでした。そのうち夜になってしまい・・・。
しばらくして、夕食に・・・。
メニューが配られると、ワインはその前の関空-パリ線と全く同じものだったので、違っていたシャンパーニュをいただきました。
食事は選択出来ず、1種類のみでした。やはり、チュニジア線と同様、トルコもイスラム教国なので、「豚肉は使用してません」のメッセージカードが添えられていました。
チキンは美味しかったのですが全部は食べきれず、苦手なブルーチーズと残してしまいました(左↓)。
食後にお菓子が配られ、説明してもらった後に1つ選ぶと、「いくつでも・・・」と言われ、大好物のショコラを2ついただきました。(右↓)
<シャンパーニュ> JACQUART BRUT MOSAÏQUE<サラダ> トマトとモッツァレラのバジルソース添え
<メイン> コリアンダーとスパイスソースのダック、トマト味のペンネ
<デザート> ベリーのフロマージュ・ブラン
食後、うとうと居眠っていると、気付けばイスタンブール上空付近で、夜景がとっても綺麗でした。
ほぼ定刻どおりに到着し、現地時間でPM11:30・・・。(日本との時差:-6時間<サマータイム>、パリとの時差:+1時間)
その後、入国審査、両替(日本円⇒トルコリラ)、荷物のピックアップ・・・と、スムーズに進み、パリの空港でご一緒していただいたお二人に挨拶してお別れしました。
友人が予約してくれたホテルからお迎えが来てくれてるのか心配だったけれど、出口を出ると友人が自分の名前の書かれた紙をすぐに見つけ、その運転手さんの車で無事ホテルまで辿り着けました(空港から約20分...)。
チェックインし、部屋へ・・・。(現地時間 AM0:30頃、日本時間 AM6:30頃)
この日はいつもの1日以上に長い時間を過ごしてるのと長旅の為、さすがに眠気が・・・。シャワーを浴びすぐに就寝・・・。ぐっすり眠れました。
翌日は、いよいよイスタンブールの街へ・・・。
次回へ続きます...
今回の旅行先はこんなところ...(2010.9) [旅行]
ずっと忙しくてご無沙汰してしまいましたが、皆さんはお元気でしたでしょうか?
9月4日(土)~9月14日(火)の9泊11日で、少し遅めの夏休みということで、友人と海外へ行ってきました。
今回、初めての街(国)を訪れて来ました。さて、どこだかおわかりになるでしょうかー??? ⇒イスタンブール(トルコ)
この街では、5泊して来ました。到着した翌日は、まさかの雨模様でした。夕方頃には雨が上がりましたが、どんよりした雲がかかっていて、せっかくの景色もイマイチでした...。
この橋は、滞在中あちこちから見ることができました。地理的に重要な役割を果たしている橋のひとつで、この橋の下を通ることはありましたが、残念ながら橋の上を通ることはありませんでした。
2日目は晴れ間が少し見えたので、クルージングに出かけてみました・・・。
前日の雨の中並んで訪れた宮殿(左↓写真中央の海沿いの白い建物)と、バックにはビル群も...。この街が都会だということがわかるかな!? 右↓の写真は、宿泊していたホテルのカフェテラスにて。素敵な景色を眺めながら朝食を味わえる、ちょっと贅沢な気分に...。あいにく外国人女性の後ろにその景色が広がっていて、この写真からはわかりにくいですが...。そのうち、お見せしましょう!
外観の写真を出すとすぐにばれてしまうので、まずは内部のみで...。ここ(↓)がこの街で一番訪れたかったところ。
ここ(↓)も、とりあえずは内部のみで...。
こちら(↓)は、幻想的な雰囲気が漂う地下の貯水池。宮殿とも言われています。
こちら(↓)も、とある宮殿。夏季の週に1度、午後に演奏がある(↓)そうで、ちょうど遭遇出来ました。
この(↑)宮殿内の庭園(↓)。ワンちゃんも素晴らしい眺めを満喫してるのかしら?ニャンコちゃん達も気持ちよさそうに芝生でまったり...この街では、多くの猫ちゃんと出逢いましたよ~!
こちら(↓)は、街の郊外の高台にて...。カフェで午後のティータイム。ここへ辿り着くまでいろいろ大変だった為に、ほんのひと時爽やかに過ごせました。
左↓写真中央の塔(=右↓写真)に昇ってみました。この塔からは、街を360度眺めることが出来ます。
塔(↑)からの夕暮れ時の眺め...↓
この街は見どころが多く、あっという間の5日間でした。さて、どこの街(国)だったかおわかりになりましたかぁ?なるべく、街のシンボルを出さないように気を付けてみたのですが、いかがでしょうか?
そして、次の目的地は、やっぱりいつものパリへ...。パリでは今回4泊しました。
パリへ到着した翌日、日帰りひとり旅をしてきました...。
ずっと以前から訪れたかった、フランスのとある街。(きっと、訪れた方ならすぐおわかりになりますよね!?) ⇒ストラスブール
わずか数時間の滞在でしたが、地方料理や美しい街並みを満喫して来ました。今度は冬にのんびりと行ってみたいなぁ・・・。
ここ(↓)からは、パリです。もう何度も行き過ぎてるので、あまり写真を撮らなくなってしまって・・・。
少ない写真から数枚ピックアップしてみました。
初めて訪れた、カルナヴァレ美術館(↓)。カルーゼル・デュ・ルーヴルの逆さピラミッド(=ガラスのピラミッドの下部分↓)。
ルーヴル美術館とガラスのピラミッド(↓)
日曜日の夕暮れ時(9時前)のチュイルリー公園(↓)
遠くにコンコルド広場のオベリスクと凱旋門が重なって小さく写ってますが、ご覧になれるかしら?
日没時の一瞬(↓"ブルー・モーメント"というらしい...)、外灯が灯るとさらに美しく、パリに居ることを実感しました...。
...と、こんなところです。
今回の旅の詳細は、後日少しずつブログにて紹介しますね~。お楽しみに...♪
<色文字箇所を追記しました。>
パリ ~2009.5フランス旅行~ [Paris]
いよいよ、昨年春の旅行記も最終となりました・・・。
バスク地方からパリまで戻ってきて、2泊しました。
パリへは何度も行ってる(長短の滞在をあわせると、15回くらい!)ので、特に観光はしていないので写真は少なめです。でも、何度行っても飽きることのない大好きな街です・・・。
《帰国直後に、パリを紹介したのがこちら(後半部分...携帯で撮ったパリの写真です。)》
最近のパリでの楽しみは、美味しいものを食べること!パリには、たくさんのレストランやビストロなどの飲食店があり、お店選びも困ってしまう程です。そんな食の宝庫でもあるパリで、日本では味わえないような(東京なら可能かもしれないけれど...)、初めての異国料理を味わってみたく、この時私達が魅かれたのは"レバノン料理"でした。
レバノンは中東にある国です。訪れたこともなく、あまり馴染みのない国だし、料理もどんなのか興味深々でした。「レバノン」で思い出すことといえば、料理とは全く関係ないけれど、レバノン人のおじさんとお話する機会があったくらい...。4~5年前のこと、フランス・ロワシー(CDG空港の近く)のホテルで同じ丸テーブルで夕食をとった(航空会社により用意されたホテルで、オーバーブッキングの人やフライトの遅延で乗継便に乗れなかった人ばかり集められて...)隣席がレバノン人のビジネスマン(ご年配の紳士な方)でした。その後、レバノンがイスラエルによる空爆があった時にも気になっていたけれど、あのおじさんはまだお元気かしら...!?
レバノンについて少し調べてみると、アラブ人が多く、アラビア語が話されていますが、フランスの統治下だった時代もあり、「中東のパリ」とも言われていたようで、フランス語も通じるようです。だから、レバノン人の方はフランス語(英語も...)が流暢だったのでしょう!きっと、この先も訪れることがなさそうな、レバノンですが...。
ならば、レバノン料理だけでも味わってみましょ~♪
パリ1日目の夕食: 『リザ(LIZA)』 <レバノン料理>
前菜に「タブレ」(パセリとミントのサラダをピタパンに挟んで...)、メインにラム肉と海老料理を、友達とシェアしました。レバノン料理は全く初めてでしたが、初めて食べるようには思えない、どこかで食べたような、あるいは似たような、そんな感覚でした。ギリシャ料理やチュニジア料理(ピリ辛無しの...)に近い感じ!もちろん、美味しかったことは言うまでもありません!ただ、「タブレ」は私のお気に入りでいつも食べているクスクスのセモリナ粉ではなく、大粒のパスタ(の一種!?)で全く違った新鮮な食感でした。
「リザ」の店内は、インテリアがとってもお洒落~!ライティング(照明)が素敵で、とても気に入りました。
店内のお客さんもハイセンスな方達ばかりで、ビストロのような賑やかさがなく、落ち着いた雰囲気でした。
「リザ」のお店の外観
★LIZA(リザ)
14, rue de la Banque 75002, Paris
PHONE:01.55.35.00.66
OPEN: 12:00-14:15, 20:00-22:30(金、土は-23:00),ブランチ12:00-15:00(日のみ) 休/土曜・昼、日曜・夜
METRO ③番線 Bourse
2日目:午前
パリ市庁舎(Hôtel de Ville)で開催されていた、 『ル・プティ・ニコラ(Le Petit Nicolas)展』へ
プチ・ニコラ展は大好評で開催期間が延長されて、旅行中に行くことが出来ました!ニコラのイラストタッチ、フランスらしい可愛らしさがあって好きなのです。ちょうど昨年(2009年)は、プチ・ニコラ誕生50周年&実写版映画公開記念の年だったそうで、そのイベントの1つでした。
プチ・ニコラ展を出て、ランチの時間まで友達としばし別行動に・・・。
パリ市庁舎(Hôtel de Ville) 何度も見ているはずなのに、素敵な建物です!
マレ地区での買物ついでに、寄ってみたヴォージュ広場(Place des Vosges)
アンリ4世によって造られた、1612年完成のパリ最古の広場。広場を囲むように、豪奢な館が建ち並び、"パリで最も美しい広場"ともいわれています。
以前、ヴォージュ広場を訪れた時は、冬の夕暮れ時の曇り空だった為、それほど美しいとは思えませんでしたが、今回は季節も天気もよく、やっと美しい広場だなぁ~と実感できました。
青空の下、日光をたっぷり浴びて芝生で寝転がってるのが気持ちよさそう~♪
ヴォージュ広場を離れ、路線バスとメトロを乗り継ぎ、待ち合わせのメトロの駅へ・・・。
すぐに友達と会え、ランチのお店に向かいました。
パリ2日目の昼食: 『ル・ヴェール・ヴォレ(le verre volé)』 <ワインバー>
私の前菜:パテ・ド・カンパーニュ(左↓)、友達の前菜:アスパラ(右↓)
私のメイン:(うろ覚えですが...)ウサギorチキンのクリーム煮(左↓)、友達のメイン:豚肉の何とかだったような...(右↓)
どれもフランスの昔ながらのビストロの味がして美味しかったです。前菜でチョイスしたパテがこってりしていて、お腹いっぱいに・・・。完食しましたが、ランチにはちょっとヘビーでした!
★le verre volé (ル・ヴェール・ヴォレ)
67, rue de Lancry 75010, Paris
tel:01.48.03.17.34
12:00-14:30, 19:00-23:00 無休(8月第3週のみ休み)
METRO ⑤番線 Jacques Bonsergent
ランチ後、再び友達とは別行動で、私はサン・ポール(マレ地区)にあるヨーロッパ写真美術館(Maison Européenne de la Photographie)へ、開催中だった『アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier=Bresson)展』を見に行きました。20世紀のフランスを代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン生誕100周年(←昨年2009年のこと)を記念した回顧展でした。300点を超える彼の作品を見ることが出来たことと、白黒写真を通して20世紀のパリの様子を垣間見れたのも良かったです。
←アンリ・カルティエ=ブレッソンの代表作品(インターネットより拝借)
その後、サン・ジェルマン・デプレ界隈とモンパルナス界隈で買物し、ホテルへ戻って靴を履き替え(ビアリッツで買ったエスパドリーユで靴ずれした為...)、その後トロカデロへ・・・。
シャイヨ宮(北翼)に入っている、建築遺産博物館(Cité de l'Architecture et du Patrimoine)へ行ったのですが、閉館30分前を切っていたので諦めました。
トロカデロまで来たので、ついでにエッフェル塔を見ていくことにしました。
何度も見ているけれど、青空に映えるエッフェル塔はやっぱり美しい・・・!
↑ My PCの壁紙にしています...。
このショット(↓)もお気に入りで何度も撮っているけど、もう一度...。
その後マドレーヌ界隈で、食材の買物と、以前購入したお店で約2年毎に腕時計の電池交換をして貰っているのでそれを済ませ、大急ぎでプランタン、ギャラリー・ラファイエットへ最後の買物に...。
ギャラリー・ラファイエットで友達と待ち合わせしていたので、その後夕食にマレ地区へ・・・。
パリ2日目の夕食: 『レ・フィロゾフ(Les Philosophes)』 <ビストロ or カフェ>
ランチが重すぎたのか、お腹が空いてなくて、夕食は軽目に...。
私はトマトのキッシュ(だったような...)↓だけ...。赤ワイン(カオール・ワイン)と。
このお店は狭い店内でしたが、人気店なのか満員で、とても賑わっていました。
★les Philosophes (レ・フィロゾフ)
67, rue de Lancry 75010, Paris
PHONE:01.48.87.49.64
OPEN: 9:00-翌2:00 無休
METRO ①番線 St-Paul、 ①番線⑪番線 Hôtel de Ville
3日目(2泊した)ホテルでの朝食...。ホテルは、モンパルナスにある「Hôtel Renoir」
3つ星ホテルで、パリのホテルではまぁまぁ普通なところ...!?
朝食後チェックアウトし、約1週間一緒に旅行して来た友達ともいよいよお別れに...。いつもながら、私の方が帰国便(⇒関空)の時間が早く、ひと足先に空港へ・・・。友達は夕方のフライト(⇒名古屋)で、私より半日程長くパリに残れるのでいつも羨ましい...。
《この時の空の旅編は、こちら》
翌朝、関空に到着し、7泊9日のフランス旅行は無事に終えました。
さて、長々とかかってしまいましたが、2009年5月のフランス旅行はこれにておしまいです。今まで拙いブログをご覧いただきまして、またたくさんのコメントやnice! もいただきまして、ありがとうございました~。
私には珍しく、この昨年春の旅行以来、どこにも行ってません・・・。1年以上、旅行しなかったのは何年振りになるかしら?...と、ふと考えてみると、8~9年振り
今年はいろいろ事情があって忙しいので旅行は諦めていました。ところが、フライング・ブルーのマイレージの有効期限が今年末迄と迫り、これを無駄にしたくなくて、ど~んとマイレージを使って旅行することにしました。昨年旅行した友達と、パリで別れて以来、ほぼ1年振りの4月下旬に会う機会があり、その時に今年の旅行計画の話が出ました。その後、着々と計画が進み、既にエアーやホテルも全て予約済みで、今から待ち遠しいです~♪
次回の旅行は9月です...。いつもと同じくパリ経由で、乗継いでどこかの国(都市)へ...。最後はパリにも滞在します。そのパリ滞在は、今度は友達より半日(1泊)長めにしたので、私の旅行期間で9泊11日となります。いつもよりちょっと長めの旅行です。
それから、今後のブログについてですが、少しの間(2~3ヶ月)お休みさせていただきたいと思います。最近は月に1回程度の更新になっていますが、これから8月迄多忙な日が続きそうなので・・・。でも、皆様のブログにはお邪魔させていただくつもりです。次のブログの更新は、遅くとも、9月の旅行後には再開したいと思っています。それまで、どうか忘れないで下さいね~。
そして、これから益々暑くなる季節ですが、皆様も体調を崩さないようお元気で夏を乗りきってくださいね!!
... Mimosa ...
ビアリッツ~フランス・バスク~ [フランス]
リューヌ山へ行った日の午後、サン・ジャン・ド・リュズのビーチ沿いででランチをした後、電車と路線バスを乗り継ぎ、ビアリッツ(Biarritz)の海岸近くまでやって来ました。電車が遅れていた為、予定より大幅に遅れて到着したので、まずは、ショップが開いてるうちに、私達2人とも買いたかったエスパドリーユを探しに街中にショッピングへ・・・。エスパドリーユ専門店で、あれこれ迷って友達は1足、私は2足購入しました。終わり(↓)に、そのエスパドリーユを披露しています...。
ショッピングの途中、街中で見かけた不思議なテレフォンボックス...。テレフォンボックスの中は、公衆電話があるにもかかわらず、水槽になっていて金魚が泳いでいました。下の写真、左と右で中の金魚の位置が変わってるので動いている様子もわかると思います。通りがかった子供↓も不思議そうに眺めていました。
エスパドリーユを買った後、バスク専門の食材店へ行き、ここではお土産用の黒さくらんぼのジャムの小瓶を5つと、ピモン・デスペレット(エスペレット産唐辛子)のピュレの小瓶などを買ってから、海辺へ行ってみました。
ここで、ビアリッツ(Biarritz)について。。。
~ナポレオン3世妃ウージェニーが夏を過ごした19世紀以来、王侯貴族の保養地として名声を誇り、今でも大西洋岸最大のリゾート地として人気です。カジノやお洒落なブティックが立ち並び、夏には海水浴客で賑わい一層華やかになります。そして、世界中のサーファー憧れのビーチでもあるのです。また、ヴィクトル・ユーゴー(小説家)やジャン・コクトー(詩人)もこの地をこよなく愛したそうです。~
到着した時にちらっと見た海は、いいお天気でたくさんの人で賑わっていたのに、いつの間にか天気が変わり今にも雨が降り出しそうな怪しげなお天気になってしまいました。先に、海辺の写真だけでも撮っておけばよかった...、と後悔しました。
買物で歩き疲れたので、海を眺められるカフェに入ってひと息つきました...。
カフェの席から撮ったものです...。
私が頼んだカフェ・クレーム(たぶん...)。このショット、私のお気に入りです・・・♡
右手前の建物(カジノ)の下のところでカフェしてました。ここの海岸は、"グランド・プラージュ(Grande Plage)"。
天気が悪くなり浜辺の人達が減っても、海にはサーファー達の頭が浮き沈みしていました。
ズームにすると...↓。ここビアリッツを中心とする大西洋岸は、サーフィンのメッカとしても人気とか。
↑の写真、モノクロで撮ったかのような、グレーの空と海となってしまいました・・・。
↑の写真とは反対側は、こんな感じ...。教会やお城のような建物が見えました。
↑の写真の手前の橋は、↓の写真の大きな岩へと繋がっています。
近づくと、こんな感じで遊歩道になっています・・・↓。
夕食はビアリッツで食べて帰ろうということで、お店を探したのですがなかなかオープンしているところがなく、行きついたところがホテル併設のカフェレストランでした...。席に着くとすぐに土砂降りの大雨が降り出し、危機一髪、雨に遭わずに済みました。海沿いを歩いたからか、寒くて体が冷えていたので、シーフードのスープ(たぶん、"ビスク")を注文しました。が、写真からもわかるように、ブイヤベースのような豪華さはなかったですが、海老の味が濃くまぁまぁ美味しかったです。バイヨンヌまで帰るバスの時刻を予め調べていたので、デザートにブルビチーズを注文し、雨が上がるまでゆっくり待つことにしました。(ブルビチーズの写真は撮り忘れてたのか、ありません...。)
ちょうど食べ終わった頃に雨が止み、外に出ると、陽射しが差して夕暮れ時のいい感じに...。
↑の写真の左側に写っている怪しげな(!?)カメラマンが近寄って来て、私達の写真を数枚撮られました。この近くにスタジオがあるとかで、「明日の午前中には写真が出来ているから見に来てね」、と名刺のようなスタジオのカードを渡されました...。翌日は、もうビアリッツには居ないし、パリへの移動の日だし、元々ムリだったのですが適当に返事をしておきました...。後で、どこかで私達の写真が使われていたら・・・と、ちょっと気にもなったりしました。
教会から来た道を戻り、先程の岩の遊歩道のところまで来ました。先程より明るくてもう一度撮ってみました。
海岸まで戻って来ました。こちらも、先程よりもちょっと色がついた感じに...。ここは、夕日が綺麗らしいです...。
これで、海(大西洋)ともさようなら...。カジノ(右↓)もありましたが、行かずじまい...。
この近くにあるバス停から、バイヨンヌ行の路線バスに乗って帰りました。乗り合わせたバイヨンヌ在住の太っちょのおばちゃん(60歳代)とずっと(1時間近く)お喋りしていました。なんと、私達2人共アラフォーなのに、20代中頃に見られていました。外国人から見れば、日本人の年齢ってかなり若く見られるものですね~!
さて、バイヨンヌのホテルに戻り5分もしないうちに、また激しい雷雨となりました...。友達と雨に遭わずでホントついてるよね~と、安堵してました。(私達2人は晴れ女のようです...)
そして、この日買って来たエスパドリーユを部屋で撮ってみたのが、コレ↓。醜い私の足を曝け出してすみません...。
上からだけだとわかりにくいので、わかりやすい写真画像をネット上から探してみました。
リボン付の方と形はコレ↑とほぼ同じです。
エスパドリーユとは...、ジュート麻の底(地面に接する靴底部分のみゴム製)を持つバスク発祥の日常靴。初めは船乗りが履く靴だったそう。その後、炭鉱で働く鉱夫の作業靴だったことも。70年代以降は、ファッション性が高まり、段々とお洒落なリゾート靴となり今でも人気があります。職人さんによる伝統的な製法と手作りで出来ているそうです。
購入した2足共、麻と綿の天然素材で素足で履くのに心地いいです。左のリボン付の方は、デザインが気に入ってるのですが、履いてると足が痛くなってくるのが難点です。この旅行の最後にパリで履いてみたのですが、途中で痛くなりホテルに戻って履き替えた程です。そういえば、フランス人の足は日本人より幅が狭く、同じ靴のサイズでも日本人には窮屈だと聞いたことを思い出しました。右の細いラインが入ってる方は、高さのないペタンコ靴で、夏に近所にちょこっと買物に出かけたり、車の運転用の靴として活用しています。今年の夏も2足共履くつもりで今から楽しみです...。
翌日の朝、3泊したバイヨンヌのホテルを離れ、ビアリッツ・アングレ・バイヨンヌ空港からこの旅行の最終目的地であるパリへ、エールフランス国内線でオルリー空港へ向かいました(所要1時間20分)。
以上で、長々と続けて来た、昨年のフランス旅行~バスク編~を終了します。次回は、この旅行最後のパリ編の予定です...。
☆★☆~おまけ~(最近のこと...)☆★☆
バスク編の最後なのに天気も悪くいい写真がなく、しかも最後は私の醜い足で終わらせるのも不快にさせちゃったら...と思い、ちょこっとおまけをつけることにしました。
<その1>
先月(4月)下旬、昨年のフランス旅行で一緒に行った友達が日帰り出張で大阪に来ることになり、旅行の最後にパリで別れて以来の再会となりました。仕事が終わった後に待ち合わせ、昨年の旅行を懐かしんでスペイン・バルで食事することに...。この日は雨の予報だったのに、天気が回復して晴れて来たのでした。バルのオープンまで少し時間があったので、プチ・大阪(法善寺横丁や道頓堀界隈)見物しにぶらぶら散歩してから、バルへ...。ほぼ1年近く会ってなかったうちに、髪型がお互い変わったくらい...。友達は3月にヨルダンへ旅行して来たらしく、そのお話を聞かせて貰ったり、デジカメで撮って来た画像を見せて貰ったりして、楽しく過ごしました。次回の旅行計画もちょっぴり...。
その時にいただいた、ヨルダン土産と名古屋からのお土産です...。
(左)ヨルダン土産の死海の泥パック(フェイス用)・・・お風呂で週1~2回使っています。死海の塩分濃度が濃い為か、肌がピリッとしますがほのかな香りもよく気持ちいいし、使用後はお肌の調子も良くなった気がします...。(残念ながら、顔なので使用前・使用後の比較写真はお見せ出来ませんが...。もちろん、写真なんて撮ってないですけどね...!)
(右)名古屋で人気のショコラティエ"Satie"のショコラ・・・でも、実はパリ産ショコラです。こちらのショップは大阪にはないらしく(私は知らなかった...)、なので友達が気を利かせてお土産として買って来てくれたそう...。久しぶりに高価なショコラを味わえて、ショコラ好きの私はとっても嬉しかったです~!しかも、私好みのビターな味で、パリの香りがして(!?)、1日1個ずつ...と決めて、惜しみながら美味しくいただきました(↑写真のボックスはもう空っぽです...)!
<その2>
あともう一つ、パリのスイーツ繋がりで...。
今朝、予定どおり、このようなものがクール宅急便で届きました・・・↓。
パリの老舗、"ダロワイヨ"のマカロンです。
実は、サントリーのウーロン茶のペットボトル(500ml)で当選したのです!先月初め、近くのスーパーに買物に行った時、サントリーのウーロン茶についていたキャンペーン「利きマカロンが当たる!」に魅かれて1本だけ購入し(しかも安売りしていて¥79でした...)、応募開始2日後くらいにパソコンでこのキャンペーンサイトにアクセスして、ペットボトルについていたシリアルNo.を入力し、商品を選び(利きマカロンor利き肉の2つから...)、ゲームに挑戦する(ただのスロット)というもの。"烏龍茶"という3文字が揃えばアタリということで、このようなゲームに当たった試しがなく期待していなかったところ、見事、"烏龍茶"と3文字揃ってアタリが出たのでした...。プレゼント送付に必要な事項を入力し、希望の配達日(約1ヶ月後~)を選び登録すると、すぐにキャンペーン事務局からメールが送信されてきました。送付までひと月もありしばらく忘れていましたが、2~3日前にふと思い出し楽しみにしていたのですが、本当に指定当日(今日)に送られてくるのか半信半疑でしたが、今朝の10時に配達されたのでした。さすが、大企業のサントリーさんだけあって素晴らしいです(ありがとうございます~)!
「利きマカロン」というだけあって、1個ずつフレーバーが異なり(12種類)、カラフルで可愛くて、どれから食べようか迷ってしまいます...。友達からいただいたショコラを食べ切ってから、スイーツに飢えていた私...。今日は、以前食べたこともある、"キャラメル・ブール・サレ(塩バターのキャラメル風味)"にしました。キャラメルの程良い甘さを味わいながら美味しくいただきました。久しぶりのマカロン(2月に妹のパリ土産で貰った"ピエール・エルメ"のマカロン以来...)でした~!明日からも1日1個の楽しみにすると、賞味期限1日前に食べ切れる予定です...。
ダロワイヨはパリでもかなり前に行ったことはありますが、昨秋、大阪の心斎橋にもやっとお店がオープンし、その2~3日後、母と叔母と買物帰りに3人で併設のサロン・ド・テに入ったことがあります。サロンでは飲み物とマカロンを注文したのですが、それとは別にオープン記念に袋入りのマカロンを1人2個ずつ貰えてラッキーでした...。ここで、パンも何度か買ったことがあります。
バスクのマカロンも以前の記事で紹介してきましたが、パリや日本で人気のマカロンの方が私は見た目もカラフルで可愛らしく、たくさんのフレーバーも楽しめるので、断然お気に入りです...。
このサントリーのウーロン茶キャンペーンは5月末まであるので、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか~?(海外在住の方はムリですね~、ごめんなさい...。)ちなみに、お肉好きの方には"利き肉"コース(ひとくち利きブランド肉セット)がよろしいかと思います...。2コースで総計2万1千名様に当たるそうです!マカロンも好きですが、もちろん烏龍茶も好きなので私もまた買って来て挑戦してみよっかな~♪