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スース② [チュニジア]

前回のブログ「どこへ行ってきたでしょう?」クイズの皆さんの様々な答え、楽しませていただきました。少し、解答を載せたのが早かったかなぁ。。。クイズに参加出来なかった方、ごめんなさい・・・。

今回は、ボルドー<2泊>、バイヨンヌ/フランス・バスク<3泊>(スペイン・バスクへも少し訪れて...)、パリ<2泊>の計7泊9日の旅でした。

実際に訪れたことがなければ、ちょっと難しかったかなぁ...? 意外と知られてないところだったのかしら!? 最初、それぞれの写真と共に、その街の特産品も載せようかとも考えてたのですが、すぐにわかりそうだったのでやめました・・・。
詳しい答えは、前回のブログのそれぞれの写真左下に赤で書き込んでおきました。→こちら
チュニジア編が終わり次第、"2009年春・フランスの旅"を紹介していこうと思っています。

それでは、チュニジア編の続きから...。(チュニジア編の前記事→こちら

チュニジア3日目、滞在先の首都チュニスから、まずは電車でスースへ行き、そこから市電でモナスティールへ。モナスティールから再びスースへ戻って来たところからです。

もう一度、世界遺産であるスースのメディナ(旧市街)へ・・・。

メディナの路地
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     ↑の写真中央、ちょこっとだけ濃い目の青色は地中海です。

ここにも青い扉・・・↓。そして、ドアノッカーもファティマの手の形↓。
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路地を抜けて、"スース考古学博物館"を目指しました。その途中、カフェがありお店の男の子が呼び込みで「カフェの屋上からメディナや地中海が見えるよ~」と言うので、一瞬ためらいました(普段、呼び込みは無視する方なので...)がちょっと寄ってみました。カフェの3階部分にある屋上に案内されました。

そこからのメディナや地中海の眺め
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旧市街はイマイチな眺望でしたが、遠くに見渡せる地中海の眺めはよかったです。そして、心地よい風が吹いていて、歩いてきた疲れを癒やしてくれました。

お店の男の子が眺めを説明してくれて、少し前に訪れて来たモナスティールの方向・・・など、親切に教えてくれました。海では大きなブイがいくつも浮かんでいるのが見え、それは魚を捕るためだとかいう話もしてくれました。帰国後に偶然、ある本を読んで知ったのですが、日本で食べるマグロはここチュニジアの地中海で獲れるものが多いそうで(ちなみに、私はマグロは食べないのでわかりませんが...。)、ふと、このスースの地中海沖に浮かぶブイの様子を思い出したのでした。

「これから、スース考古学博物館に行くつもり...」と男の子に言うと、「工事中で閉館中だよ...」と教えてくれました。(ガイドブックにも、「2008年5月現在改装工事につき閉鎖中」とは書かれていましたが...2008年11月末時点でもそうでした。)

博物館に行けなくなり時間が出来たので、"ミントティー"をいただく(注文する)ことに・・・。そして、ミントティーも美味しくいただき、お腹もすいていたので、軽く食事が出来るかどうか聞いてみると、「ブリックなら・・・」と言われ、それを2人分注文しました。

"ミント・ティー"[喫茶店]と、"ブリック"[レストラン]・・・
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ブリックとは、チュニジア料理のひとつで、ツナ、ポテト、卵などを春巻きの皮(のような...)で包み、オリーブオイルで揚げたものです。

ブリックにはチュニジアンサラダとハリッサも添えられていて、ボリュームがありかなりお腹いっぱいになりました。美味しくて満足でした~♪

中途半端な時間(午後3時過ぎ...)で、お店には私達だけしか居なくてよっぽど暇だったのか、お店の男の子が更にいろいろ話かけてきました。元々、ナブールに住んでいたけれど、親がスースで家とお店を買ったのでカフェを始めたとかいう身の上話も・・・。「ナブールは、明日お天気がよければ行くつもり・・・」というと、「いい町だからぜひ行ってみて~」とのことでした。

2階のカフェ店内の様子↓と、私達が居た3階の屋上カフェの様子↓
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よくお喋りしたお店の男の子...↓。カフェの壁の絵は、友達が描いてくれたそう・・・↓。
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帰り際、「このカフェは、イギリスのガイドブックにも載っているよ」と見せてくれました。その後、私たちを見送ってくれて、お店を後にしました。

メディナの城壁内を歩いてると...

みかんが可愛く吊るされたり置かれていたカフェがありました。
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メディナの門
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この門を出て、城壁の外側(道路)を歩いてみました。
すると、夕日に照らされて長い影が出来たので撮ってみました。(右が叔母、左が私。)
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次のメディナの門をまた入ってみると、石畳が夕日に照らされて素敵でした。
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メディナにあったカーペット(キリム)屋さん!?イスラム圏の雰囲気がしました。
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スースの"リバト"
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スース中心街の広場... "ファルハット・ハシェド広場"
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西日があたった広場には、夕暮れ時の買物をする人々や家路を急ぐ人々で賑わっていました。   
チュニスへ戻る為、スース駅へ向かいました。

スース駅のホーム(左)と、帰りの電車[電車]"Express"(右)
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帰りは新型車両でシートも新しく快適でしたが、駅や踏切にさしかかる度、運転士が頻繁にクラクションを激しく鳴らし、うるさくてあまり居眠りも出来ませんでした...。スース~チュニス間は、電車(Express)で約1時間半です。

★チュニジアの鉄道サイト:SNCFT(Société Nationale des Chemins de Fer Tunisien)
                 <フランス語、英語、アラビア語>

次回は、チュニジアの首都、チュニス編の予定です・・・。
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めぎ

チュニジア、白っぽい景色が独特ですね。
by めぎ (2009-06-15 05:31) 

いっぷく

ブリックが美味しそうです、旅行に行ったらその地の名物の食べ物を味わってみるのも旅の楽しさですね。
ミモザさん夕日に照らされた影の足が長いこと!かっこいい。
by いっぷく (2009-06-15 08:05) 

りゅう

門や石畳非常にいい感じですね。
旧市街って感じがとても素敵です。

電車のデザインが妙に近未来でちょっと笑えました。
by りゅう (2009-06-15 08:23) 

mint_tea

身の上話まで始めちゃうなんて、本当に人懐っこい人だったんですね~。
自分の住んでた町に遠くから旅行に来てくれるとウレシイものですよね。
夕陽に照らされた細い路地と、西日があたる広場の写真、素敵すぎます!!
日常生活の雰囲気と旅情が程よく合ってる感じです。
電車もブルーなんですね。確かにちょっと近未来っぽいですね^^
by mint_tea (2009-06-15 19:59) 

好(ハオ)くん

ミントティの爽やかな味わいが写真から伝わってきます。博物館は残念でしたね。仏語が堪能なMimosaさまだから、地元の方からの情報を活かして時間を上手に使ってらっしゃると思いました。
やっぱり言葉は大事ですね、しみじみ思います。
by 好(ハオ)くん (2009-06-15 22:55) 

Mimosa

☆めぎさん・・・
チュニジア(特に、海辺の街)は、どこも白い建物が多いですね。それに、空、海、窓や扉の青との調和が見事でした。

☆c_yuhkiさん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。

☆いっぷくさん・・・
ブリック美味しいですよ~♪私は揚げ物嫌いですが、ブリックは大好きです。この写真をUPしてたら、家で作ってみたくなりました!
普段の足も、こんな影のように長いといいのですが...(笑)!

☆りゅうさん・・・
街の中心の広場以外は、ひっそりしていました。城壁や石畳に夕日が当たって、日本では見れないだろう光景でした。
行きのボロ電車と全く違い、外観は近未来的な電車でした。内部はバスのようでしたけど...。

☆nackさん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。

☆mint_teaさん・・・
外見からするといまどきの男の子でしたが、話をすると素直ないい子でした。そういえば、世界的な不況のせいで観光客が激減してると嘆いてましたね。
何気に撮ったのですが、日本にもヨーロッパにもないアラブ独特の雰囲気が夕日と共によく写ったかな。
近未来っぽい電車なのは良かったのですが、この電車のクラクション、安っぽくて耳に不快感の残る音でしたよ...p(v_v)q!

☆junkoさん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。

☆ハオくん・・・
ミントティーはチュニジアではよく飲まれています。少し甘めですがミントの生葉で爽やかな後味です...。旅行中は歩き疲れているせいか、甘くても美味しく飲めますよ。
チュニジアではフランス語が使えてよかったです。チュニジア人は気さくなのか、旅行中、よく話しかけられましたよ。
by Mimosa (2009-06-16 01:15) 

自由人

2009年春・フランスの旅」←タイトルからして大作の予感がして参りました。
個人的興味としては、フランス&スペインの両バスクの対比でしょうか。
同じ地名が何故違う国に??この辺りの国に関しては、知識皆無の私ですが、
今後のMimosaさんレポに真相を委ねたいと思います(^_^)v
それにしても、死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン!って・・
この春は出会えたのでしょうか??凄すぎるなこのタイトル!!
(←本棚に気がついて書いてみました。今頃気づくの遅すぎるかな??)

カフェでのひととき。普段は無視する、とおっしゃっていたのに、思わず楽しい時間。
私も躊躇するタイプなのですが、時には飛び込んでみろと言うことでしょうか(*^_^*)
by 自由人 (2009-06-17 08:31) 

pica

どの光景も素敵ですね~♪
ココロが晴れるような「青」はひと際、私をくすぐります。
西日の当たる広場は秀逸ですね☆

ミントティーに葉っぱが(笑
by pica (2009-06-17 21:45) 

Mimosa

☆rebeccaさん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。

☆chachamaru5さん・・・
はじめまして。ご訪問&nice!ありがとうございます~。

☆自由人さん・・・
そういえば、スペインも少し行ったけれど、今回は宿泊地がフランスのみだったということで、「フランスの旅」にする予定です。
"バスク"というのは、フランス南西部~スペイン北東部にまたがる地方名(または、"~国"とも言う)です。フランス語、スペイン語の他に"バスク語"もあるんですよ。さっぱり???ですけど。
左の本棚の本のタイトル、気づきました?かなり前にupして、更新もしてなかったのですが...。タイトルの「死ぬまでに・・・」というのは、大げさですね。私のこれからの人生で、この本に載っている30本のうち何本飲めるかな?
とってもいい本ですよ。って、薦めても、自由人さんは確かアルコール類はダメでしたよね?飲めなくても興味が少しでもあれば、ぜひ読んでみて下さい!

☆picaさん・・・
青色、私も大好きです!地味でも派手でもなく、他の色(たとえば建物の白とか...)にもよく合いますよね。
ミントティー、生ミントの葉が入っていて、すっきり美味しいですよ~♪家でも時々飲んでます...。
by Mimosa (2009-06-18 00:35) 

kazu-m

青いドアのデザインがいかにもイスラム的ですね。
スペインには、カルタゴのフェニキア人がチュニジアから来ているそうです。
北スペインの城壁都市などは、この写真に似た雰囲気があります。
by kazu-m (2009-06-18 21:39) 

Mimosa

☆kazu-mさん・・・
青いドアは、デザインが1軒1軒異なるので、それを見るのが楽しみでした。
チュニジアにも、スペイン・アンダルシア地方の影響が残っているようです。北スペインにも同じような城壁都市があるのですね。

☆Krauseさん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。

☆甘党大王さん・・・
いつも、nice!ありがとうございます~。
by Mimosa (2009-06-21 00:46) 

gon

のんびりとしたティータイム、いいですね☆
きっと日本とはちがう時間が流れているのではないかと思います。
by gon (2009-06-21 04:51) 

Mimosa

☆gonさん・・・
この日は移動が多くて、電車の時間をずっと気にしながら観光もしなきゃいけなくて慌しい日でした。こういうひょんなこと(博物館が閉館中...)からまったりとしたティータイムが出来たのも、旅のいい思い出となりましたよ。

☆ごんちゃんさん・・・
はじめまして。ご訪問&nice!ありがとうございます~。
by Mimosa (2009-06-21 23:27) 

りんこう

いいですね。チュニジアは僕が行ってみたい国のかなり上位にランクされています。
実際行くことができるまでMimosa さんの記事を楽しく読ませていただきます。
by りんこう (2009-06-23 23:43) 

Mimosa

☆りんこうさん・・・
チュニジアは期待通りよかったですよ~☆。
ヨーロッパの国々もそれぞれいいですが、チュニジアはヨーロッパの雰囲気もありつつ、アフリカ&イスラムの国ということもあり、新鮮ですよ~。
りんこうさんもぜひ行ってみてください!
by Mimosa (2009-07-04 00:42) 

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